LINEで、
友達を
追加する
時に
同じ場所にいる
相手と
一緒にスマホを
振ると
登録できる「ふるふる」という
機能について、
京都市のIT
企業「フューチャーアイ」は
社長が
発明し、
会社が
持っている
特許を
侵害されたとして、LINE
に対して賠償を
求めました。
一方、LINEは「簡単に発明できるもので、特許は無効にすべきだ」と主張しました。
19日の判決で、東京地方裁判所の佐藤達文裁判長は「振動などでユーザーのスマホどうしが近くにあると表示された時点で、互いのIDが交換される。発明が簡単だとは認められない」と指摘しました。
そのうえで、社長の発明は有効で会社の特許が侵害されたと認め、LINEに対し1400万円余りの賠償を命じました。
LINEは、去年5月に「ふるふる」のサービスをやめています。
双方によりますと、この判決とは別に当事者どうしで和解したということです。
LINEは「すでに平和的に解決している。当社は今後も、知的財産を尊重しつつ、お客様に対するサービスのより一層の向上を目指していく所存だ」というコメントを出しました。