
一方、変異株への感染を防ぐ「中和抗体」については、重症や中等症だった人は90%以上で確認されましたが、軽症や無症状だった人は「イギリス株」で79%、「ブラジル株」は76%、「南アフリカ株」と「インド株」は69%と、割合が低下していました。
研究グループは「従来株については感染から1年たっても中和抗体を持つ人の割合があまり減らず、感染リスクは低いままだが、変異株については特に軽症や無症状だった人で割合が低下し注意が必要だ。抗体の持続性はワクチン接種のタイミングにも関わるので、さらに分析を進めていきたい」と話しています。
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