일본어 뉴스: ロッテ佐々木朗希プロ初勝利阪神戦先発 5回4失点も打線援護

ロッテ佐々木ささき朗あきら希まれプロ初はつ勝利しょうり阪神はんしん戦せん先発せんぱつ 5回かい4失点しってんも打線だせん援護えんご

May 27, 2021 23:05 1

Furigana

プロ野球やきゅうロッテの2年ねん目め、佐々木ささき朗あきら希まれ投手とうしゅが、27日にち夜よる、甲子園こうしえん球場きゅうじょうで行おこなわれた阪神はんしんとの交流こうりゅう戦せんに先発せんぱつして、5回かい4失点しってんでしたが、打線だせんの援護えんごを受うけて、プロ初はつ勝利しょうりをあげました。

最速さいそく163キロの佐々木ささき投手とうしゅは、甲子園こうしえん球場きゅうじょうで行おこなわれた阪神はんしんとの交流こうりゅう戦せんに2回かい目めとなる先発せんぱつマウンドに上あがりました。

佐々木ささき投手とうしゅは1点てんリードの2回かい、連続れんぞくヒットでノーアウト一塁いちるい三塁さんるいとされ、阪神はんしんのドラフト1位いルーキー佐藤さとう輝明てるあき選手せんしゅには152キロのストレートをレフト前まえに運はこばれて同点どうてんとなりました。

さらにアルカンタラ投手とうしゅのタイムリーで1対たい2と逆転ぎゃくてんされました。

佐々木ささき投手とうしゅは3回かいと5回かいにも1点てんずつ失うしないました。

ロッテの打線だせんは2点てんを追おう6回かい、角かく中ちゅう勝也かつや選手せんしゅの2点てんタイムリーなどで3点てんをあげて5対たい4と逆転ぎゃくてんしました。

試合しあいは8回かいにも追加ついか点てんをあげたロッテが6対たい4で勝かち、佐々木ささき投手とうしゅは打線だせんの援護えんごを受うけてプロ初はつ勝利しょうりをあげました。

佐々木ささき投手とうしゅは5回かい94球きゅうを投なげてヒット7本ほん、4失点しってん、5つの三振さんしんを奪うばい、最速さいそくは初はつ登板とうばんのときと同おなじ154キロでした。

佐々木ささき「初はじめての甲子園こうしえんの雰囲気ふんいきを感かんじながら」

佐々木ささき投手とうしゅは試合しあい後ごのヒーローインタビューで、初はつ勝利しょうりについて「うれしい。自分じぶんとしてはすごく長ながかったが、たくさんの方ほうに支ささえてもらい、きょうこうやって勝かつことができてよかった」と喜よろこびを口くちにし「初はじめての甲子園こうしえんの雰囲気ふんいきを感かんじながら、一生懸命いっしょうけんめい投なげたいと思おもっていた。楽たのしかった」と、高校こうこう時代じだいに届とどかなかった甲子園こうしえんのマウンドを振り返ふりかえりました。

また5回かい4失点しってんのピッチングについて「内容ないようはまだまだ反省はんせい点てんが多おおいが、結果けっか的てきに5回かいまで投なげられてよかった」と話はなしました。

そして今後こんごに向むけて「もっと内容ないようを改善かいぜんできると思おもう。次つぎにいいピッチングができるように頑張がんばりたい」と意気込いきごみを示しめしました。

井口いぐち監督かんとく「試合しあい作つくってくれた」

ロッテの井口いぐち資し仁じん監督かんとくは、初はつ勝利しょうりをあげた佐々木ささき投手とうしゅについて「試合しあいを作つくってくれた。要よう所要しょよう所しょでミスが重かさなって失点しってんは増ふえたが、しっかりと投なげてくれた。打線だせんが援護えんごできたと思おもう」と話はなしていました。

吉井よしい投手とうしゅコーチ「上出来じょうできいろいろ気付きづいていると思おもう」

ロッテの吉井よしい理り人じん投手とうしゅコーチは、佐々木ささき投手とうしゅについて「上出来じょうできだ。細こまかいことを言いえば、いっぱいあるが、これからの選手せんしゅだし、本人ほんにんも賢かしこいので、いろいろ気付きづいていると思おもう。次つぎに生いかしてほしい」と話はなしていました。

そのうえで「ゆくゆくは自分じぶんで配はい球だまを考かんがえるようになってほしい。いちばんいいボールであるストレートをたくさん投なげて、バッターをやっつけることを考かんがえてほしい。サンズ選手せんしゅなどに打うたれたタイムリーヒットはストレートだったと思おもう。どこに投なげたらいいかを勉強べんきょうして、うまく投なげられるようになってほしい」とさらなる成長せいちょうを期待きたいしていました。

阪神はんしん矢野やの監督かんとく「スケールの大おおきさ感かんじた」

阪神はんしんの矢野やの燿大だい監督かんとくは、対戦たいせんした佐々木ささき投手とうしゅについて「将来しょうらい、日本にっぽんを代表だいひょうするピッチャーになりそうなスケールの大おおきさを感かんじた。マウンドで慌あわてたり、フォアボールで崩くずれたりすることなく、落ち着おちついている。何なにか一ひとつ覚おぼえたら、もっともっといいピッチャーになる」と評価ひょうかしていました。

また2回かいに佐々木ささき投手とうしゅの152キロのストレートを捉とらえてタイムリーヒットを打うった、阪神はんしんの佐藤さとう選手せんしゅは「ストレートに角度かくどがあるし、力強ちからづよいボールだった」と話はなしたうえで、次つぎの対戦たいせんに向むけて「佐々木ささき投手とうしゅはストレートで抑おさえたいと思おもう。しっかりはじき返かえせるように準備じゅんびしたい」と意気込いきごんでいました。

母はは、陽子ようこさん「ウイニングボール『両親りょうしんに』」がうれしかった

岩手いわて県けん大船渡おおふなと市しの自宅じたくでテレビ観戦かんせんした佐々木ささき朗あきら希まれ投手とうしゅの母はは、陽子ようこさんは、球団きゅうだんを通をつうじてコメントを出だし「ヒーローインタビューでウイニングボールをどうするのかと聞きかれて『両親りょうしんにプレゼントします』と言いってくれたことがうれしくて号泣ごうきゅうした。私わたしだけではなくて両親りょうしんにと言いってくれたのが本当ほんとうにうれしかった。このような舞台ぶたいを用意よういしてくださった首脳しゅのう陣じんの皆様みなさま、暖あたたかく見守みまもり応援おうえんをしていただいているファンの皆様みなさまに感謝かんしゃの気持きもちでいっぱい」と、佐々木ささき投手とうしゅが東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの津波つなみのため37歳さいで亡なくなった父ちち・功こう太ふとしさんへの思おもいを込こめたインタビューの内容ないように心こころから喜よろこんでいました。