일본어 뉴스: 黒川元検事長を賭博罪で略式起訴賭けマージャン問題東京地検

黒川くろかわ元もと検事けんじ長ちょうを賭博とばく罪ざいで略式りゃくしき起訴きそ賭かけマージャン問題もんだい東京とうきょう地検ちけん

Mar 18, 2021 11:03

Furigana

去年きょねんの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの中なか、賭かけマージャンをしていたとして刑事けいじ告発こくはつされ、起訴きそ猶予ゆうよになった東京とうきょう高等こうとう検察庁けんさつちょうの黒川くろかわ弘ひろし務つとむ元もと検事けんじ長ちょうについて、東京とうきょう地方ちほう検察庁けんさつちょうは検察けんさつ審査しんさ会かいの「起訴きそすべきだ」という議決ぎけつを受うけて再さい捜査そうさし、18日にち、一転いってんして賭博とばくの罪つみで略式りゃくしき起訴きそしました。東京とうきょう高等こうとう検察庁けんさつちょうの黒川くろかわ元もと検事けんじ長ちょうは去年きょねんの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの中なか、産経さんけい新聞しんぶんの記者きしゃ2人にんと朝日あさひ新聞しんぶんの記者きしゃだった社員しゃいん1人にんとともに賭かけマージャンをしていたとして賭博とばくなどの疑うたがいで刑事けいじ告発こくはつされ、東京とうきょう地方ちほう検察庁けんさつちょうは去年きょねん7月つき、「1日にちに動うごいた金額きんがくが多おおいとは言いえない」などとして起訴きそ猶予ゆうよにしました。

しかし、東京とうきょう第だい6検察けんさつ審査しんさ会かいは去年きょねん12月つき、「違法いほう行為こういを抑止よくしする立場たちばにあった元もと検事けんじ長ちょうが漫然まんぜんと継続けいぞく的てきに賭かけマージャンを行おこなっていたことが社会しゃかいに与あたえた影響えいきょうは大おおきい」と指摘してきし「起訴きそすべきだ」という議決ぎけつをしていました。

これを受うけて東京とうきょう地検ちけんは再ふたたび捜査そうさした結果けっか、18日にち、一転いってんして黒川くろかわ元もと検事けんじ長ちょうを賭博とばくの罪つみで略式りゃくしき起訴きそしました。

元もと検事けんじ長ちょうとともに起訴きそ猶予ゆうよとなり、検察けんさつ審査しんさ会かいが「不ふ起訴きそは不当ふとうだ」とする議決ぎけつをしていた新聞しんぶん記者きしゃら3人にんについては改あらためて不ふ起訴きそにしました。

略式りゃくしき起訴きそは検察けんさつが簡易かんい裁判所さいばんしょに書面しょめんだけの審理しんりで罰金ばっきんなどを求もとめる手続てつづきで、東京とうきょう簡易かんい裁判所さいばんしょが検察けんさつの請求せいきゅうが妥当だとうだと判断はんだんして罰金ばっきんの支払しはらいを命めいじ、元もと検事けんじ長ちょうが納付のうふすれば、正式せいしきな裁判さいばんは開ひらかれず審理しんりは終おわることになります。

東京とうきょう地方ちほう検察庁けんさつちょうの山元やまもと裕史ゆうじ次席じせき検事けんじは18日にち、臨時りんじの記者きしゃ会見かいけんを開ひらき「検察けんさつ審査しんさ会かいの議決ぎけつを真摯しんし（しんし）に受け止うけとめ、元もと検事けんじ長ちょうの立場たちばや新聞しんぶん記者きしゃらとの関係かんけい性せいなどを考慮こうりょし、略式りゃくしき起訴きそが相当そうとうと判断はんだんした」と述のべました。