일본어 뉴스: 同性事実婚で浮気原因の破局に慰謝料支払い命じる初の司法判断

同性どうせい事実じじつ婚こんで浮気うわき原因げんいんの破局はきょくに慰謝いしゃ料りょう支払しはらい命めいじる初はつの司法しほう判断はんだん

Mar 19, 2021 16:03

Furigana

同性どうせいの事実じじつ婚こんのカップルが、浮気うわきが原因げんいんで破局はきょくした場合ばあい、慰謝いしゃ料りょうが生しょうじるかが争あらそわれた裁判さいばんで、最高さいこう裁判所さいばんしょは上告じょうこくを退しりぞける決定けっていをし、同性どうせいのカップルも別べつの相手あいてと性的せいてきな関係かんけいを持もつのは不法ふほう行為こういに当あたるとして、慰謝いしゃ料りょうの支払しはらいを命めいじた判決はんけつが確定かくていしました。同性どうせいの事実じじつ婚こんを男女だんじょの場合ばあいと同おなじように、法的ほうてきな保護ほごの対象たいしょうと認みとめた司法しほう判断はんだんが確定かくていするのは初はじめてとみられます。関東かんとう地方ちほうに住すむ女性じょせいは、パートナーだった女性じょせいとおよそ7年ねんにわたって同居どうきょし、同性どうせい婚こんが認みとめられているアメリカの州しゅうで婚姻こんいん手続てつづきを取とったうえ、結婚式けっこんしきも挙あげましたが、パートナーが別べつの相手あいてと性的せいてきな関係かんけいを持もった結果けっか、破局はきょくしたとして慰謝いしゃ料りょうを求もとめました。

1審しんの宇都宮うつのみや地方ちほう裁判所さいばんしょ真岡しんおか支部しぶは、元もとパートナーに慰謝いしゃ料りょうの支払しはらいを命めいじ、2審しんの東京とうきょう高等こうとう裁判所さいばんしょも「2人にんは男女だんじょの婚姻こんいんに準じゅんずる関係かんけいにあった。同性どうせいのカップルも結婚けっこんしている夫婦ふうふと同おなじように法律ほうりつ上じょうの保護ほごの対象たいしょうとなり、貞操ていそう義務ぎむを負おうため、不法ふほう行為こういにあたる」として、慰謝いしゃ料りょう100万まん円えんの支払しはらいを命めいじました。

元もとパートナーが上告じょうこくしましたが、最高さいこう裁判所さいばんしょ第だい2小しょう法廷ほうていの草野くさの耕一こういち裁判さいばん長ちょうは、19日にちまでに退しりぞける決定けっていをし、慰謝いしゃ料りょうの支払しはらいを命めいじた判決はんけつが確定かくていしました。

同性どうせいの事実じじつ婚こんを男女だんじょの場合ばあいと同おなじように、法的ほうてきな保護ほごの対象たいしょうと認みとめた司法しほう判断はんだんが確定かくていするのは初はじめてとみられます。

同どう性愛せいあい者しゃなど性的せいてきマイノリティーをめぐる裁判さいばんでは、札幌さっぽろ地裁ちさいが17日にちに、同性どうせいどうしの結婚けっこんが認みとめられないのは法ほうの下したの平等びょうどうを定さだめた憲法けんぽうに違反いはんするという初はじめての判決はんけつを言い渡いいわたすなど、法的ほうてきな権利けんりを認みとめる判断はんだんが相次あいついでいます。