半世紀以上にわたって
続けられてきた
新幹線に
設置した
公衆電話の
サービスは、
携帯電話の
普及を
理由に
全国すべての
新幹線でことし6
月末までに
順次、
終了することになりました。
新幹線の
公衆電話サービスを
提供しているNTTコミュニケーションズによりますと、56
年前の
昭和40
年、
東海道新幹線に
初めて公衆電話が
設置されました。
トンネルの中でも通話でき、ビジネスや緊急時の連絡に利用され、現在も全国すべての新幹線に設置されています。
しかし、携帯電話の普及が進み、去年12月には、トンネルの中も含めて新幹線のすべての区間で携帯電話がつながるようになり、公衆電話の利用者は大幅に減少しているということです。
このため、新幹線を運行しているJR5社は、公衆電話のサービスをことし6月末までに順次、終了することになりました。
新幹線では、車内で表示している文字ニュースも、JR西日本を除いて順次、とりやめていて、携帯電話の普及によってサービスの見直しが進んでいます。