日本新聞: 聖火リレートーチの火消えた原因ガスボンベのねじ込み不足

聖火せいかリレートーチの火ひ消きえた原因げんいんガスボンベのねじ込ねじこみ不足ふそく

Mar 26, 2021 23:03

Furigana

25日にちスタートした東京とうきょうオリンピックの聖火せいかリレーでトーチの火ひが相次あいついで消きえていることについて、大会たいかい組織そしき委員いいん会かいは、トーチに内蔵ないぞうしているガスボンベのねじ込ねじこみ不足ふそくが原因げんいんだと発表はっぴょうしました。東京とうきょうオリンピックの聖火せいかリレーは、25日にち福島ふくしま県けんをスタートしましたが、2日間にちかんで合あわせて3回かいトーチの火ひが消きえていて、ランタンに入いれた予備よびの火ひを使つかって再さい点火てんかして、リレーを再開さいかいしていました。

組織そしき委員いいん会かいでは、映像えいぞうなどを見みて検証けんしょうを行おこない、火ひが消きえたことについて、トーチに内蔵ないぞうしているガスボンベの事前じぜんのねじ込ねじこみが不足ふそくしていたことが原因げんいんだと発表はっぴょうしました。

組織そしき委員いいん会かいによりますと、ランナーの走行そうこう直前ちょくぜんに、専用せんようの機材きざいを使つかってトーチの末端まったん部分ぶぶんからガスボンベをねじ込ねじこんでガスを出ださせているということです。

組織そしき委員いいん会かいの高谷たかや正ただし哲あきらスポークスパーソンは「運営うんえいチームにガスボンベのねじ込ねじこみを徹底てっていするよう改あらためて指示しじをしたが、大おおきな問題もんだいではない」としています。

また、26日にちの行程こうていでは、福島ふくしま市し役所やくしょと福島ふくしま県庁けんちょう周辺しゅうへんの沿道えんどうに観覧かんらんする人ひとの姿すがたが見みられたということですが、組織そしき委員いいん会かいでは「肩かたと肩かたが触れ合ふれあうことなく前後ぜんごも一定いっていの距離きょりが保たもてていたので、密みつ状態じょうたいではなかった」としています。