東京オリンピックの
聖火リレーは4
日、
岐阜県での2
日目を
迎え、ランナーたちが
下呂市の
温泉街などで
聖火をつないでいます。
3日から岐阜県で始まった聖火リレーは、2日目の4日、午前8時前に、温泉地で知られる下呂市をスタートしました。
最初のランナーを務めた下呂市出身のプロダンサーの大前光市さんは、事故で左足のひざから下を失った「義足のダンサー」で、リオデジャネイロパラリンピックの閉会式で踊りを披露したことでも知られています。
走り終えた大前さんは「故郷で第1走者として走ることができて光栄で、一生の思い出になりました。どん底になっても心の炎さえ消えなければ、必ず未来は作ることができると伝えたいです」と話していました。
聖火リレーは、
新型コロナウイルスの
感染対策が
徹底して
行われ、
岐阜県の
実行委員会などは
過度な
密集が
発生した
場合は
中断もありうるとしたうえで、インターネットによるライブ
中継で
応援するよう
呼びかけています。
聖火リレーは、4日午後には関ケ原の戦いの舞台となった関ケ原町などをめぐり、このうち最後の岐阜市では、ロープウエーで山頂にある岐阜城へ向かったあと、市街地を回ることになっています。