アフリカのスーダンでは、2年前のクーデターのあと国を支配している軍と、軍に入っているRSFという部隊の間で、今月15日から戦いが続いています。医者の団体によると、今までに140人以上の市民が亡くなっています。
日本の政府は、スーダンに住んでいる約60人の日本人を避難させることを考えています。20日、防衛省の浜田大臣は自衛隊に、日本人を運ぶための飛行機を用意して、スーダンに近いジブチに行くように言いました。
スーダンでは空港がある首都のハルツームでも戦いが続いているため、自衛隊の飛行機はしばらくジブチで待ちます。政府はスーダンの状況を考えながら、日本人をどのように運ぶか決めます。
自衛隊の飛行機は、早い場合、今週の終わりごろ出発する予定です。