일본어 뉴스: トランポリン施設大けが相次ぐ消費者庁国に危険性周知求める

トランポリン施設しせつ大だいけが相次あいつぐ消費しょうひ者しゃ庁ちょう国くにに危険きけん性せい周知しゅうち求もとめる

Apr 20, 2023 17:04 1

Furigana

全国ぜんこくのトランポリンの施設しせつで骨折こっせつなどの大だいけがが相次あいついでいることから、消費しょうひ者しゃ庁ちょうの安全あんぜん調査ちょうさ委員いいん会かいは、国くにに対にたいして、施設しせつ側がわに再発さいはつ防止ぼうし策さくを要請ようせいすることや利用りよう者しゃに危険きけん性せいを周知しゅうちすることなどを求もとめる報告ほうこく書しょをまとめました。

報告ほうこく書しょによりますと、ことし4月つき10日にちまでの6年ねん余あまりの間まに遊戯ゆうぎ施設しせつでトランポリンを利用りようして起おきたと考かんがえられる事故じこの情報じょうほうが43件けん確認かくにんされていて、内訳うちわけは「骨折こっせつ」が15件けんと最もっとも多おおく、次ついで「神経しんけいや脊髄せきずいの損傷そんしょう」、「脱臼だっきゅうや捻挫ねんざ」が6件けんなどとなっています。

報告ほうこく書しょでは、調査ちょうさの結果けっか、施設しせつの中なかには、利用りよう者しゃ対たいして危険きけん性せいの説明せつめいを十分じゅうぶんに行おこなわず、宙返ちゅうがえりなどの危険きけんな行為こういを止とめるための監視かんし員いんや指導しどう員いんといったスタッフが不在ふざいであるケースも確認かくにんされるなど、施設しせつ側がわの安全あんぜん管理かんり意識いしきの不足ふそくが課題かだいであることが明あきらかになったとしています。

そのうえで施設しせつの運営うんえい者しゃに対にたいして、再発さいはつ防止ぼうし策さくを実施じっしすること、国際こくさい的てきな規格きかくに基もとづいた施設しせつの安全あんぜん設計せっけいを行おこなうこと、資格しかくなどを持もった監視かんし員いんや指導しどう員いんらを常時じょうじ配置はいちすることなどを要請ようせいするよう、国くにに求もとめています。

加くわえて、国くにが利用りよう者しゃに対にたいして危険きけん性せいを分わかりやすく周知しゅうちしていくことや、中ちゅう長期ちょうき的てきには業界ぎょうかい団体だんたいを作つくって安全あんぜん確保かくほのための日本にっぽん独自どくじの規格きかくの策定さくていを促うながすことを求もとめています。

消費しょうひ者しゃ庁ちょうの安全あんぜん調査ちょうさ委員いいん会かいの中川なかがわ丈たけ久ひさ委員いいん長ちょうは「トランポリンは安全あんぜんそうに見みえるが、遊戯ゆうぎ自体じたいにリスクがあるという認識にんしきを持もつ必要ひつようがある。監視かんし員いんなどが常時じょうじいて危険きけん性せいをしっかり教おしえてくれる施設しせつで遊あそぶことが身みを守まもることにつながる」と話はなしていました。