Actualités japonaises: 大谷翔平ロイヤルズ戦に先発 11奪三振で今季3勝目

大谷おおや翔しょう平たいらロイヤルズ戦せんに先発せんぱつ 11奪だつ三振さんしんで今季こんき3勝しょう目め

Apr 22, 2023 17:04

Furigana

大リーグだいり-ぐ、エンジェルスの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅがロイヤルズ戦せんに先発せんぱつピッチャー兼けん2番ばん・指名しめい打者だしゃで出場しゅつじょうし7回かいを投なげて無む失点しってん、6者しゃ連続れんぞくを含ふくむ11個この三振さんしんを奪うばう力投りきとうで今こんシーズン3勝しょう目めをあげました。

大谷おおや選手せんしゅは17日にちのレッドソックス戦せんに先発せんぱつ登板とうばんした際さい、雨あめで試合しあいが長ながく中断ちゅうだんし2回かい31球きゅうと少すくない球たま数すうでマウンドを降おりたため21日にち、異例いれいの中なか3日にちで本拠地ほんきょちアナハイムでのロイヤルズ戦せんに先発せんぱつ登板とうばんしました。

ここまで防御ぼうぎょ率りつ0.86と失点しってんが少すくない大谷おおや選手せんしゅは、1回かい、持ち味もちあじの速球そっきゅうと鋭するどい変化球へんかきゅうで3者しゃ連続れんぞく三振さんしんを奪うばいました。

3回かいは先頭せんとうバッターに初はじめてのヒットを打うたれましたが、続つづくバッターは、この日ひ最速さいそくの161.2キロの剛つよし速球そっきゅうでショートゴロのダブルプレーに打ち取うちとって得点とくてんを許ゆるしませんでした。

続つづく4回かい、1アウト一塁いちるい二塁にるいのピンチもダブルプレーに打ち取うちとって切り抜きりぬけました。

そのあと、大谷おおや選手せんしゅの勢いきおいは増まして6回かい、ノーアウト一塁いちるいの場面ばめんから6者しゃ連続れんぞくで三振さんしんを奪うばい2点てんのリードを守まもってマウンドを降おりました。

大谷おおや選手せんしゅは、7回かい102球きゅうを投なげて打うたれたヒットはわずか2本ほん、フォアボールは2つ、11個この三振さんしんを奪うばう力投りきとうで無む失点しってんに抑おさえ、防御ぼうぎょ率りつは0.64となりました。

一方いっぽう、バッターでは1回かいの第だい1打席だせきが空振からぶりの三振さんしん、3回かいの第だい2打席だせきがセンターライナー、6回かい、1アウト一塁いちるいの第だい3打席だせきは、セカンドゴロのダブルプレーとなりましたが、8回かいの第だい4打席だせきでは初球しょきゅうの変化球へんかきゅうをうまくとらえてセンター前まえに運はこんで3試合しあいぶりのヒットをマークしました。

この試合しあい4打数だすう1安打あんだで打率だりつは2割わり6分ふん8厘りんとなりました。

エンジェルスは、2対たい0で逃にげきって連敗れんぱいを「2」で止とめ、大谷おおや選手せんしゅが今こんシーズン3勝しょう目めをあげました。

大谷おおや “バランスよく投なげられた”

中ちゅう3日にちの登板とうばんで力投りきとうを見みせた大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅは「遠征えんせいから本拠地ほんきょちに戻もどって初戦しょせんを取とることができてよかった。バランスよく球たま種しゅを投なげられた。相手あいて打線だせんとの3巡じゅん目めでカーブを混まぜながらうまく投なげられたのでよかったと思おもう」とこの日ひのピッチングを振り返ふりかえりました。

一方いっぽう、バッティングは「なかなかいい当あたりがヒットにならない。いまは辛抱しんぼうじゃないかなと思おもう」と話はなしました。

チームがこの日ひの勝利しょうりで10勝しょう10敗はいとなり、勝率しょうりつが5割わりに戻もどったことについて大谷おおや選手せんしゅは「とりあえずは貯金ちょきん『5』ぐらいつくれるように頑張がんばる。夏場なつばを迎むかえるまでにさらに増ふやせるように頑張がんばりたい」と話はなしました。

大谷おおやタフな条件じょうけん重かさなるもものともしないピッチング

この試合しあい、大谷おおや選手せんしゅは中ちゅう3日にちでの先発せんぱつ登板とうばん、時差じさを伴ともなう6時間じかんのフライト移動いどう、突然とつぜんのキャッチャー変更へんこうというタフな条件じょうけんが重かさなりましたが、ものともせずにロイヤルズ打線だせんを圧倒あっとうするピッチングを見みせました。

20日にち、ニューヨークで行おこなわれたヤンキース戦せんが終おわったのがアメリカ東部とうぶ時間じかんの午後ごご6時じ57分ふん。

チームはそのままチャーター機きで、およそ6時間じかんかけてニューヨークから3時間じかんの時差じさがあるロサンゼルスまで戻もどりました。

そのあと、選手せんしゅたちはロサンゼルス国際こくさい空港くうこうからバスで自家用車じかようしゃが置おいてあるエンジェルスタジアムまで戻もどり、解散かいさんしたのは午前ごぜん1時半じはんすぎだったということです。

それから半日はんにち余あまり、21日にち午後ごご2時じ40分ふんに球場きゅうじょうに姿すがたを見みせた大谷おおや選手せんしゅ。

いつもどおり「ギリギリまで寝ねていた」と睡眠すいみんをしっかりとって臨のぞみ、周囲しゅういが気きにした体調たいちょう面めんも「東ひがしから西にしへの移動いどうはそんなにキツくない。体調たいちょうはよかったし、フレッシュな状態じょうたいで入いれた」と意いに介かいしませんでした。

さらに20日にちのヤンキース戦せんでエンジェルスのキャッチャー、オホッピー選手せんしゅが打席だせきで肩かたを痛いためてけが人けがにんリストに入はいったため、この試合しあいは急きゅうきょウォラック選手せんしゅがマイナーリーグから今こんシーズン初はじめて昇格しょうかくし、バッテリーを組くみました。

大谷おおや選手せんしゅとは去年きょねん5月つきのレンジャーズ戦せんでバッテリーを組くんでいましたが、およそ1年ねんぶりとなるウォラック選手せんしゅとのコンビネーションについて「コーナーのきわどいボールもしっかりストライクを取とれるようにやってもらったし、すばらしかった。バッティングも助たすけられた」とたたえていました。