共和党内でデサンティス
氏が
人気を
高めた
要因の1つがリベラル
派との
対決姿勢を
前面に
打ちだし、
実現してきた
保守強硬的な
政策です。
新型コロナ対応では感染拡大が続いていた3年前、ほかの州で感染対策の徹底が続く中、経済回復を目指して州内の規制をいち早く解除しました。また個人の自由を重視する立場から、学校でマスク着用を義務化することや飲食店などがワクチン接種の証明を求めることを禁止しました。
学校教育をめぐっては去年3月、LGBTなど性的マイノリティーに関する話題を小学3年生までの授業で取り上げることを規制する州の法律を成立させました。「学校教育がリベラル化し過ぎている」と訴える保守層の声を受けたものでした。
ディズニーに報復措置とみられる対応も
こうした
規制に対し、
州内で
人気テーマパークを
運営する
ウォルト・ディズニーが
反対を
表明すると、
これまで
認めてきた
税制上の
優遇措置を
含む特区制度を
廃止する
法律を
成立させ、
報復措置とみられる
対応に
出ます。
デサンティス氏は今月21日、ワシントン近郊で行った講演で「性別は選ぶものだと生徒に教えるべきではなく、フロリダ州では認めない。多くのメディアやディズニーはそれを嫌ったがフロリダ州を治めているのは彼らではない」と強調しました。
デサンティス氏は去年11月の中間選挙の前からトランプ氏と距離を置く姿勢を見せ始め、先月以降全米各地で演説を行うなど大統領選挙も視野に動きを活発化させています。
なぜ日本へ?
この時期の
日本訪問は
どうして実現したのでしょうか。
日本政府関係者によりますと、首都ワシントンにある日本大使館は、冨田駐米大使らがデサンティス知事側と接触して関係構築を進めながら日本を早期に訪問するよう水面下で働きかけてきました。
日本政府関係者「立候補表明後は身動き取りにくくなる」
日本側が
関係構築に
力を
入れてきたことは、
去年11
月の
中間選挙でデサンティス
氏が
知事に
再選を
果たした10
日後、
日本大使館のツイッターに
冨田大使がデサンティス
氏と
会談した
際の
写真が
投稿されていることからもうかがえます。
安倍元首相も大統領就任前のトランプ氏と会談
2016年11月
日本側の
日本訪問の
呼びかけの
背景には2016
年に
当時の
安倍総理大臣が
大統領就任前のトランプ
氏と
いち早く
会談し、
信頼関係の
構築につなげた
経緯があります。
デサンティス氏が共和党の有力な大統領候補の1人として浮上するなか、日本政府関係者は「今回の訪問はデサンティス氏に同盟国日本の重要性を理解してもらう機会になる」と話しています。
また「デサンティス氏が立候補を表明したあとでは選挙活動で身動きがとりにくくなるうえ、今であれば日本政府としても知事の立場として迎えられるため、いいタイミングだ」として、早期訪問の意義を強調しています。
共和党内の支持率 トランプ前大統領との差は広がる
野党・
共和党内では
先月下旬以降、トランプ
前大統領が
大統領候補として
支持を
伸ばし、デサンティス
知事との
差を
広げています。
調査会社「モーニング・コンサルト」は大統領選挙に向けた共和党の候補者選びを想定した世論調査を行っていて、去年12月以降の支持率の推移を公開しています。
ことし1
月2
日までの3
日間に
行われた
調査では
最も多くの
支持を
集めるトランプ氏が45%だったの
に対し、2
番手に
つけるデサンティス
氏が34%と11
ポイント差にまで
迫りました。
ただ、トランプ氏は先月30日にニューヨーク州のマンハッタン地区の大陪審に起訴されて以降再び支持を伸ばし、今月16日までの3日間の調査では、トランプ氏が53%、デサンティス氏が24%と差は29ポイントに広がりました。
トランプ氏の起訴について共和党側は「政治的な迫害だ」などとして強く反発していて、党内でのトランプ氏への支持の拡大につながっているものとみられます。
トランプ氏を追いかけるデサンティス氏は州議会の会期が終了する5月以降に大統領選挙への立候補を表明するとの見方が出ていて、一連の外交日程を巻き返しを図る機会にしたいねらいもあるものとみられます。
トランプ氏「不誠実で平凡な知事」
デサンティス
知事はトランプ
前大統領を
支持してきた
支持者も
取り込みながら
共和党内で
支持を
広げてきました。
ワシントン近郊で行われたデサンティス氏の講演を聞きにきた男性は「トランプ氏は大統領としてとても成功したが、国をさらに分断させてしまう。デサンティス氏がフロリダで実現したことをできれば偉大な大統領になる」と話し、立候補すれば共和党の候補者選びでデサンティス氏を支持する考えを示しました。
こうした
状況を
トランプ氏は
警戒し、かつて
蜜月関係にあったデサンティス
氏について「
非常に
不誠実で
平凡な
知事だ」と
呼ぶなどけん制しています。
先月、中西部アイオワ州で行った演説では「聖人ぶったデサンティスの名前を聞いたことがあるか。保守系メディアでトランプは支持率でデサンティスを上回っていると報じられている」と述べて自身のほうが依然として優位だと強調しました。
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