百合子さまは、15日朝、老衰のため入院先の東京都内の病院で亡くなられました。101歳でした。
東京・港区の赤坂御用地にある三笠宮邸では、午前9時から記帳の受け付けが始まりました。
門の前で待っていた人たちは、宮内庁の職員の先導で記帳所に進み、名前を書き込んでいました。
このうち、「日米婦人クラブ」で以前、会長を務めた水野賀弥乃さんは、百合子さまから支援を受けたとしたうえで「美しくご立派な方という印象でした。先日もお見舞いのお便りを出していたので本当に残念に思っています」と話していました。
また、議員を務めた両親が百合子さまと交流があったという藤岡回光さんは、「どんなことがあってもいつもきぜんとして優しい方だと聞いていました。日頃のご温情への感謝や社会のために尽くしていただいたことへの感謝のために来ました」と話してました。
記帳所は当分の間、設けられ、毎日、午前9時から午後7時まで一般の人たちの弔問が受け付けられます。
記帳を希望する人は、赤坂御用地の南門から徒歩で入門することになっています。