強い
冬型の
気圧配置の
影響で
北日本の
日本海側と
北陸を
中心に
大雪となり、
東海や
近畿の
平地でもところによって
雪が
積もるお
それがあります。
年末の
帰省の
時期と
重なるため、
気象庁は
大雪や
吹雪による
交通への
影響に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと
日本付近は、
冬型の
気圧配置が
強まって
上空に
強い寒気が
流れ込み、
北日本の
日本海側や
北陸で
雪が
強まっています。
午後5時までの24時間に降った雪の量は、山形県や秋田県の山沿いで40センチから50センチに達し、積雪が急速に増えているところがあります。
これから東日本と西日本の山沿いでもまとまった雪が降り、東海や近畿ではところによって平地でも雪が積もるおそれがあります。
28日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽新潟県で80センチ、
▽東北と北陸、関東甲信で70センチ、
▽北海道と東海で50センチ、
▽中国地方で45センチ、
▽近畿で40センチと予想されています。
その後も29日夕方までの24時間に、
▽東北と新潟県で60センチから80センチ、
▽関東甲信で50センチから70センチ、
▽北陸で40センチから60センチ、
▽北海道と近畿で30センチから50センチ、
▽東海と中国地方で20センチから40センチの雪が降る見込みです。
強い冬型の気圧配置は今月30日ごろまで続き、各地で積雪が増えるおそれがあります。
また、北日本の日本海側と北陸を中心に吹雪となるおそれがあり、28日にかけての最大風速は北海道と北陸で20メートル、東北で18メートル、最大瞬間風速は30メートルに達する見込みです。
海上では波も高まり、28日にかけての波の高さは東北の日本海側と北陸で6メートルと大しけが予想されています。
気象庁は、暴風雪や高波、それに大雪や吹雪による交通への影響に警戒するとともに、電線や樹木への着雪、なだれに十分注意するよう呼びかけています。