先月、隊員10人が乗った陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島の周辺で消息を絶った事故で、陸上自衛隊は今月2日に海底から引き揚げた機体についてドアに記されていた番号から消息を絶ったヘリコプターと確認されたと11日明らかにしました。
その上で、回収したフライトレコーダーにはデータが残されていて、一部を取り出して解析を始めたことも明らかにしました。
これまでのところデータの消失は確認されていないとしていて、解析を行って事故原因の究明を進めることにしています。
一方、今回の事故では隊員6人の死亡が確認されていますが、4人の行方はわからないままとなっていて、捜索を続けています。

陸上自衛隊トップの森下泰臣陸上幕僚長は、11日の記者会見で「1日でも早く全員を救出できるように捜索を継続し、原因究明と再発防止に努めていく」と述べました。
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