これに
関連して
加藤厚生労働大臣は
閣議のあと
記者団に対し、マイ
ナンバーカードと
一体化した
健康保険証を
医療機関などで
利用した
際、
本人ではなく
別の
人の
情報がひも
付けされていた
ケースが
確認されたことを
明らかにしました。
厚生労働省によりますと、健康保険を運営する組合などが加入者の健康保険証とマイナンバーカードをひも付ける際に入力を誤ったことなどが原因とみられ、名前や生年月日に加え医療費や処方された薬などの診療情報が閲覧されたケースが、これまでに5件確認されているということです。
加藤大臣は「入力時にミスがあって別の人の情報がひも付いたケースだと認識している。今後は、そうしたことが起こらないよう、入力時に十分配慮することを徹底してもらいたい」と述べました。
松本総務相 全国の自治体にシステム点検を要請
マイ
ナンバーカードを
使ってコンビニエンスストアで
証明書を
交付する
サービスで、
別人の
証明書が
発行される
不具合が
相次いだことを
受けて、
松本総務大臣は、
全国の
自治体に対し、システムを
点検するよう
要請しました。
松本総務大臣は12日の記者会見で「個人情報の漏えい事案が立て続けに発生したことは大変遺憾だ。総務省もシステムの運営会社に対し、二度と生じないよう強く求めた」と述べました。
そのうえで「自治体の証明書交付サービスの安定的な運用が図られ、国民が安心してサービスを利用できるように必要な対応をしていきたい」と述べ、全国の自治体に対し、この運営会社以外のサービスも含め、すべての自動交付システムを点検するよう要請したことを明らかにしました。