また、ストームシャドーを
供与したイギリスをロシアが
強く
非難していることについては「
特定の
兵器を
名指しし、
供与した
国を
強く
非難するのは
異例だ。イギリスが
今後、
供与する
量を
増やしたり、イギリスに
続く形で
アメリカがさらに
射程の
長い攻撃兵器の
供与に
踏み切ったりすることへの
けん制ではないか」と
指摘しました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領が、準備を進めているとしている反転攻勢を巡って「ロシアは確実に実感することになる」と述べたことについて兵頭氏は「ロシア側にゆさぶりをかける情報戦の一環で、欧米諸国から兵器の供与を受けた上で反転攻勢するんだと強い意志を示したと思う。どこから反転攻勢をしかけるかも含めてウクライナとロシアの間で情報戦や心理戦が行われている」と指摘しました。
そして反転攻勢の時期に関連して「最終局面にはたどりついていると思う」とした上で「欧米からさらなる軍事支援を受けることができればより効果的な反転攻勢ができると考え、ギリギリの調整を行っているようにも見える」と述べました。