脳がうまく働かなくなるため、考えたり覚えたりすることが難しくなる認知症という病気があります。年を取ると、認知症になる割合が高くなります。
厚生労働省の研究グループは、65歳以上の人の15%が認知症になっていて、3年前には約462万人になったと考えていました。
研究グループは2025年に認知症の人がどのくらい増えるか新しく計算しました。日本では1947年〜1949年に生まれた人たちがとても多くなっています。2025年には、この人たちがみんな75歳以上になります。そのため、65歳以上の人の19%の675万人が認知症になる可能性が出てきました。
認知症になる割合は糖尿病になるともっと高くなって、730万人になると考えています。