政府は14日の閣議で、2015年度の予算案を決めました。国の予算には「一般会計」と「特別会計」の2つがあります。一般会計は、今まででいちばん多い96兆3420億円です。
歳出(=国などが1年に使うお金)では、社会保障のために使うお金が初めて31兆円以上になりました。これは、お年寄りに使うお金が増えたためなどです。
2015年度に国がお金を借りるために新しく出す国債は、36兆8630億円になります。前の年度より4兆3870億円少なくなりますが、歳入(=国などに1年に入るお金)の約38%が国債を使って借りるお金です。