日本政府観光局によると、去年、日本に旅行に来た外国人は1341万3600人でした。今まででいちばん多かったおととしより約305万人、割合では29.4%増えました。
大きな理由は、円安が続いていること、東南アジアの国でビザが取りやすくなったこと、去年10月から免税になる(=税金を払わなくてもいい)商品が増えたことです。羽田空港の国際線が増えたことも理由です。
去年、日本に来た外国人が買い物や泊まるためなどに使ったお金も今まででいちばん多くなりました。2兆305億円で、前の年より43%増えました。
日本政府観光局は「このまま円安が続くと、ことし日本に来る外国人は1500万人以上になるのではないか」と言っています。そして「東京オリンピックとパラリンピックがある2020年までに2000万人にしたいです」と話しています。