世界の時間は「原子時計」という正確な機械で決めています。しかし、地球が回る速さは毎日少しずつ変わるため、時計の時間と違いが出てきます。この違いを少なくするため「うるう秒」という秒を足して、時計の時間を正しくしています。
日本では、ことし7月1日水曜日の午前8時59分59秒のあとに1秒足して、「午前9時」の前に「午前8時59分60秒」を作ります。
電波で正しい時間にする「電波時計」は自動で「うるう秒」が入ります。ほかの時計は1秒遅くしなければなりません。
情報通信研究機構は「時計で動く機械はたくさんあります。コンピューターを使ってお金のやり取りをするときは特に気をつけてください」と話しています。