3月に卒業する大学生などの中には、4月から働く会社がまだ決まっていない人もいます。このため、東京労働局は毎年2月ごろ、学生が会社の人と会って話すことができる就職面接会を開いています。
面接会は今月4日、東京都と一緒に新宿で開きます。ことしは面接会に出たい会社が多くて、予定の2倍の340ありました。中小企業がたくさん申し込んだためです。しかし、多すぎて会場に入らないため、くじで半分にしました。
高校生のための面接会には、いつもの年の6倍の120の会社が申し込んだため、出ることができない会社もあります。
東京労働局は「新しい社員が欲しいと考える大きな会社が増えて、中小企業には学生が集まらなくて困っています。面接会には若い人を熱心に育てる中小企業も出るので、まだ仕事が決まっていない人にはぜひ来てほしいです」と話しています。