ミケランジェロは、ルネサンスの時代の有名なイタリアの芸術家です。
今まで120年以上、誰が作ったかわからないと言われている2つの銅像(=青銅で作った像)があります。高さは約1mで、男性が動物のヒョウに乗って片方の腕を上げています。
イギリスのケンブリッジ大学などの研究チームは、去年の秋、ミケランジェロがかいたスケッチを弟子が写したものの中から、この銅像と同じような絵を見つけました。
1500年から1510年に作られたこの銅像は、同じときのミケランジェロの作品と表現などがよく似ています。このため、銅像はミケランジェロが作った可能性があると研究チームは考えています。
ミケランジェロの銅像は残っていません。もっと調べてはっきりわかったら、世界でこれだけがミケランジェロの銅像になります。