税関は、輸入した物の中に、本当のブランドではない偽物がないか空港などで調べています。
去年、偽物だとわかって税関が輸入させなかった商品は、前の年より14%増えて3万2060件ありました。1987年から今までで最も多くなりました。この偽物が全部、本当のブランドだと考えると180億円になります。
偽物が増えている理由は、インターネットで買い物をする人が増えているからです。かばんや財布、ブランドの名前などが書いてあるスマートフォンのケースなどが多くなっていました。
このほか、去年はブラジルでサッカーのワールドカップがあったため、日本のユニフォームによく似ている商品なども見つかりました。
偽物の90%以上は中国から入ってきています。財務省は、日本に偽物が入ってこないように中国の税関ともっと協力したいと言っています。