伊豆山地区では今月3日以降も土石流の起点とみられる上流などで小規模な土砂崩れが起き、土砂災害のおそれがあるとして、いまも5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が出されています。自宅が流されるなどした住民およそ570人は、市内の2か所のホテルで避難生活を続けています。
市は12日からの2日間、避難している住民が生活に必要な物資などを持ち出せるよう「一時帰宅」を計画しているほか、県などは「り災証明書」の発行や100戸余りの公営住宅の確保など対応を急いでいます。
静岡県熱海市の伊豆山地区では、今月3日の午前10時半ごろに大規模な土石流が起き、およそ130棟の住宅が被害を受けました。
発生から1週間となりますが、これまでに9人の死亡が確認され、このうち7人の身元が確認されました。いまも20人の安否がわかっておらず、10日も朝から警察や消防、自衛隊などが1700人態勢で捜索を続けています。
伊豆山地区では今月3日以降も土石流の起点とみられる上流などで小規模な土砂崩れが起き、土砂災害のおそれがあるとして、いまも5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が出されています。自宅が流されるなどした住民およそ570人は、市内の2か所のホテルで避難生活を続けています。
市は12日からの2日間、避難している住民が生活に必要な物資などを持ち出せるよう「一時帰宅」を計画しているほか、県などは「り災証明書」の発行や100戸余りの公営住宅の確保など対応を急いでいます。