日本新聞: そごう・西武売却へ 2回目の入札に3つの外資系投資ファンド

そごう・西武せいぶ売却ばいきゃくへ 2回かい目めの入札にゅうさつに3つの外資がいし系けい投資とうしファンド

May 24, 2022 13:05

Furigana

不振ふしんが続つづくデパート「そごう・西武せいぶ」の売却ばいきゃくに向むけて親しん会社かいしゃの流通りゅうつう大手おおて、セブン＆アイ・ホールディングスは、2回かい目めの入札にゅうさつを締め切しめきり、外資がいし系けいの3つの投資とうしファンドがこれに応おうじました。

セブン＆アイは今後こんご、詰つめの交渉こうしょうを進すすめ、近ちかく売却ばいきゃく先さきを固かためる方針ほうしんです。

そごう・西武せいぶは現在げんざい、首都しゅと圏けんを中心ちゅうしんに10店舗てんぽを展開てんかいしていますが、ネット通販つうはんの台頭たいとうなどに加くわえ、コロナ禍かの影響えいきょうも受うけて3年ねん連続れんぞくの最終さいしゅう赤字あかじとなり、親会社おやがいしゃのセブン＆アイは本業ほんぎょうのコンビニ事業じぎょうに経営けいえい資源しげんを集中しゅうちゅうする一環いっかんとして、株式かぶしきの過か半数はんすうの売却ばいきゃくを検討けんとうしています。

関係かんけい者しゃによりますと、そごう・西武せいぶの売却ばいきゃくに向むけた2回かい目めの入札にゅうさつが23日にちに締め切しめきられ、アメリカの「フォートレス・インベストメント・グループ」、アメリカの「ローン・スター」、それに、シンガポールの政府せいふ系けいファンド「GIC」の3つの外資がいし系けい投資とうしファンドがこれに応おうじたということです。

セブン＆アイは今後こんご、それぞれのファンドとの間まで、池袋いけぶくろや横浜よこはまをはじめ主要しゅような店舗てんぽの集客しゅうきゃく力りょくや不動産ふどうさんの価値かちなどを踏ふまえ、売却ばいきゃく額がくや今後こんごの事業じぎょうの方向ほうこう性せい、従業じゅうぎょう員いんの雇用こようなどについて詰つめの交渉こうしょうを行おこなう見通みとおしで、近ちかく売却ばいきゃく先さきを固かためる方針ほうしんです。