北日本では28日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。
一方、28日と29日は西日本から東日本を中心に気温があがり、真夏日や、ところによって猛暑日も予想されていて、熱中症に十分注意が必要です。
気象庁によりますと気圧の谷や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、北海道と東北では局地的に雨雲が発達しています。
北日本を中心に大気の不安定な状態が続く見込みで、
▽東北ではこのあとしばらく
▽北海道ではあす昼前にかけて雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがあります。
関東では雨のピークはすぎましたが、27日いっぱいは大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雨雲が発達するおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の急な増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
一方、28日は西日本と東日本を中心に晴れて気温が上がり、30度以上の真夏日になるところもある見込みです。
29日は東北でも真夏日になり、埼玉県熊谷市では35度の猛暑日と予想されています。
急に気温が上がる時期には体がまだ暑さに慣れていないため、外で働いたり遊んだりすると熱がうまく逃げずに熱中症のリスクが高くなるおそれがあり、十分注意が必要です。