北海道の
知床半島沖で
観光船が
沈没した
事故から2
か月と
なる23
日、
警察は
行方がわかっていない12
人の
手がかりを
捜すため
現場周辺の
海域などで
集中的な
捜索を
行っています。
ことし4月23日に、知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故は、乗客14人が死亡し、今も12人の行方がわかっていません。
警察は21日から集中的な捜索を行っていて、事故の発生から2か月となる23日も、40人体制で現場周辺の海域や海岸で行方不明者の手がかりを捜しています。
このうち、
北海道東部の
根室半島の
沿岸では、
午前9
時半に
警察官およそ20
人が
集まり、
捜索に
先立って、
観光船が
沈没した
知床の
方角に
黙とうをささげました。
このあと、警察官たちはボートに乗り込んで沿岸付近の捜索に向かったほか、陸上では波消しブロックの隙間をのぞき込みながら、漂着物などがないか丹念に探していました。
警察による集中捜索は、23日夕方まで行われる予定です。