日本新闻: スタローン映画の仏語吹き替え、死去した担当俳優の声をＡＩで再現も娘が批判

スタローン映画えいがの仏語吹ふつごふき替かえ、死去しきょした担当俳優たんとうはいゆうの声こえをＡＩで再現さいげんも娘むすめが批判ひはん

Jan 18, 2025 16:01 7

Furigana

英語えいごからフランス語ごに吹ふき替かえられた映画えいがで長年ながねん、シルベスター・スタローンの声こえを担当たんとうしてきた俳優はいゆうが死去しきょしたことに伴ともない、スタローン主演しゅえんの新作映画しんさくえいが「アーマー」で使用しようするため、この俳優はいゆうの声こえがＡＩで再現さいげんされました。しかし娘むすめはこれを批判ひはんしています。

昨年さくねん２月がつに死去しきょした俳優はいゆうアラン・ドーバル氏しは長年ながねんにわたり、スタローンが演えんじた「ロッキー」や「ランボー」の吹ふき替かえを担当たんとうしてきました。ＡＩスタートアップの英えいイレブンラボは、１月がつ１０日とおかにＸ（旧きゅうツイッター）への投稿とうこうで、ドーバル氏しの声こえを再現さいげんしたことを明あきらかにしました。この投稿とうこうは後あとに削除さくじょされています。

この投稿とうこうに対たいしてドーバル氏しの娘むすめでフランスの女男平等じょだんびょうどう・差別対策担当大臣さべつたいさくたんとうだいじんを務つとめるオロール・ベルジェ氏しは、「試行しこうには同意どういします。試行しこうのみ」とコメント。イレブンラボが事前じぜんにベルジェ氏しやベルジェ氏しの母親ははおやの許諾きょだくを得えることなく、複製ふくせいしたドーバル氏しの声こえを使用しようしたり公開こうかいしたりすることがあってはならないと論ろんじ、「私わたしがこの公開こうかいを認みとめたことはない。父ちちも決けっして認みとめなかっただろう」と訴うったえました。