19日、
千葉県船橋市の
市道で、
大相撲の
元大関、
若嶋津の
二所ノ関親方が
自転車とともに
倒れているのが
見つかりました。
日本相撲協会によりますと
搬送先の
病院で
手術を
受け、
こん睡状態だということですが、
命に
別状はないということです。
19日午後4時20分すぎ、
千葉県船橋市行田の
市道で、
大相撲の
二所ノ
関親方の
日高六男さん(60)が
自転車とともに
倒れているのが
見つかり
病院に
搬送されました。
一時、
意識がなかったということですが
日本相撲協会によりますと、
19日、
4時間余りにわたって
手術を
受け、
集中治療室に
入院していて、
こん睡状態だということです。
警察の調べによりますと、二所ノ関親方は横向きに倒れていて目立った外傷はなく、近くにあった自転車にも大きく壊れたような痕はないということです。現場には歩道と車道の間に段差が有り、警察は周辺で目撃者などがいないかどうか調べ、二所ノ関親方が転倒していた経緯を調べています。
二所ノ関親方は鹿児島県出身で現役時代、大関・若嶋津として活躍しました。
「手術が終わり 状態は安定」
二所ノ関親方が手当てを受けている千葉県船橋市内の病院では日本相撲協会の評議員の湊川親方が19日午後11時から記者会見しました。
湊川親方は二所ノ関親方の容体について「午後10時すぎに手術が終わって集中治療室に入り、一時は意識が戻って状態は安定しているものの、今はこん睡状態になっている」と説明しました。
またけがをした原因についてはサウナに行き、部屋に戻る途中で自転車に乗っていて転倒したのではないかと説明しました。そのうえで「皆さんに心配をかけたということは本人も苦しいと思いますけど、すぐに元気になって皆さんの前で復活したいと考えていると思います」と話していました。