東京・
上野動物園でことし
6月に
生まれた
ジャイアントパンダの
赤ちゃん「
シャンシャン」は、
母親の「
シンシン」の
後ろをついて
歩く
姿が
確認できるなど、
順調に
成長を
続けています。
上野動物園でことし
6月12日に
生まれたジャイアントパンダのメスの
赤ちゃん、シャンシャンは、
20日で
生後130日となり、
動物園が
行った
身体測定では
体重が
8.6キロ、体長が
74.2センチと順調に
成長しています。
動物園によりますと、シャンシャンは10日前と比べて歩き方がしっかりしてきていて、母親のシンシンの後ろをついて歩いたり、5センチほどの低い段差を乗り越えたりする様子が確認できるということです。
また、目もしっかり見えるようになっていて、母親や職員の姿を目で追う様子もよく見られるということです。
一方、母親のシンシンも、シャンシャンの体をなめたり、授乳したりしていて、母子ともに健康状態は引き続き良好だということです。
動物園は、シャンシャンが生後6か月となることし12月をめどに、シンシンと一緒に公開したいとしています。
上野動物園教育普及課の金子美香子課長は「シャンシャンの足取りがしっかりしてきて、順調に成長している。母親のシンシンとじゃれ合う姿も見られ、親子の絆が深まっているように感じる。引き続き注意深く見守るとともに、公開に向けて準備を整えていきたい」と話していました。