演劇関係者からはワクチン
接種への
期待の
声が
聞かれました。
来月、国立劇場でワクチン接種を受けることになった東京を拠点に活動するミュージカルカンパニー「音楽座ミュージカル」は40人ほどの俳優が所属しています。
オリジナルの作品が高く評価され日本の演劇賞を数多く受賞してきたほか、全国の小中学校への巡回公演や障害のある人やひとり親家庭それに東日本大震災で被災した人を無料で招待するチャリティー公演も続けてきました。
しかし感染拡大以降、状況が一変しました。
去年は予定していたほぼすべての公演が中止や延期となり、経営基盤を支えてきた企業向けの研修もなくなりました。
所属する俳優たちとは個人事業主として公演ごとに契約していますが、経済的な困窮に陥らないよう公演がない中でも報酬を払い続けていて去年は年間の売り上げが4分の1程度に落ち込んだといいます。
職域接種は対象外も文化庁の接種に抽せんで決定
そうした
中でも「
持ちこたえてコロナ
後も
公演を
続けてほしい」とか「ライブで
見て
元気を
取り戻したい」という
声がメールやSNSで
寄せられていて、
劇団では
来月末から
町田市の
スタジオで
観客数を100
人に
絞って7
か月ぶりに
公演を
行うことを
決めました。
ただ消毒や換気、検温などの感染対策を徹底していても集団での稽古は密にならざるを得ず、メンバーが議論しながら作品を作りあげる中で感染リスクをゼロにすることは難しいといいます。
一方で俳優たちは個人事業主のため職域接種の対象にはならず、ワクチン接種が課題となっていたことから、文化庁に要望していたところ来月からの接種に抽せんで決まったということです。
「ワクチンを打たせてもらえて本当に感謝しかない」
音楽座ミュージカルの
俳優、
高野菜々さんは「
対面での
芝居や
大きな声を
出すことを
考えるとワクチンを
打たせてもらえて
本当に
感謝しかない。
感染が
落ち着いた
段階で
地方に
出向いて
子どもたちにも
公演させていただきたい」と
話していました。
「ワクチンを打つことで来場者の安心につながれば」
また俳優でプロデューサーの
藤田将範さんは「パフォーマンス
上はディスタンスが
取りづらいので
感染症対策を
徹底しても
難しい面はあった。エンターテインメントは
安心安全の
場があって
初めて成立すると
思うので、ワクチンを
打つことで
来場者の
安心につながればと
考えている。コロナ
禍は
自分たちの
存在意義を
考える機会になった。
改めて社会の
役に
立てる取り組みを
模索していきたい」と
話していました。
国立劇場で準備進む
文化庁が
実施するワクチン
接種の
会場と
なる東京・
千代田区の
国立劇場の
小劇場では、
来月5
日から
文化芸術の
関係者3200
人の
接種が
予定されています。
客席数590の小劇場は休業期間を経て先月中旬から観客の人数を制限するなどの感染対策を講じたうえで、日本舞踊や文楽などの公演を再開しています。
国立劇場を運営する日本芸術文化振興会によりますと接種は公演がない来月5日から9日に行われる予定で、今後会場設営の準備を進めるということです。
設営計画では小劇場入り口のロビーに受け付けが設けられ、手続きを済ませたあと劇場の客席で接種の順番まで待機し、その後舞台上に設けられる接種スペースに移動して医療従事者から問診を受けワクチンの接種が行われることになっています。
日本芸術文化振興会の城田由二総務企画部長は「いつもは伝統芸能の公演を行っている場所ですが、職域接種の会場として文化庁と相談し準備を進めています。文化芸術、伝統芸能の担い手にワクチン接種を進めることでより安心して活動していけるのではないかと期待しています」と話していました。
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