Actualités japonaises: 人気ゲームで不当表示 2社に再発防止の措置命令消費者庁

人気にんきゲームで不当ふとう表示ひょうじ 2社しゃに再発さいはつ防止ぼうしの措置そち命令めいれい消費しょうひ者しゃ庁ちょう

Jun 29, 2021 18:06

Furigana

スマートフォン向むけの人気にんきゲームで、10個このキャラクターやアイテムなどが当あたるキャンペーンを行おこなった際さい、すべてランダムに当あたるかのように宣伝せんでんしていたことは景品けいひん表示ひょうじ法ほうに違反いはんするとして、消費しょうひ者しゃ庁ちょうは大手おおてゲーム会社かいしゃ2社しゃに対にたいし、再発さいはつ防止ぼうしなどを命めいじる措置そち命令めいれいを行おこないました。

命令めいれいを受うけたのは、いずれも東京とうきょう新宿しんじゅく区くにある大手おおてゲーム会社かいしゃ「スクウェア・エニックス」と「gumi」です。

消費しょうひ者しゃ庁ちょうによりますとこの2社しゃは、「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス幻影げんえい戦争せんそう」というスマートフォン向むけ人気にんきゲームを連携れんけいして提供ていきょうしていますが、去年きょねん11月つき、課金かきんすれば10個このレアキャラやアイテムなどを入手にゅうしゅできるとするキャンペーンを行おこなった際さい、「1回かいごとに抽ちゅうせんを行おこないます」などと、10回かいの抽ちゅうせんがそれぞれランダムにされるかのように宣伝せんでんしていたということです。

しかし、実際じっさいには事前じぜんに決きめられた特定とくていの組み合くみあわせの中なかで、選えらばれる仕組しくみになっていたということで、消費しょうひ者しゃ庁ちょうはこうした行為こういが、景品けいひん表示ひょうじ法ほう違反いはんの「優良ゆうりょう誤認ごにん」にあたるとして2社しゃに対にたいし、再発さいはつ防止ぼうしなどを命めいじる措置そち命令めいれいを行おこないました。

このゲームは、これまでに国内こくないで1500万まん回かいを超こえるダウンロードがされていて、問題もんだいとなったキャンペーンでは、1回かい、4000円えん相当そうとうの課金かきんが必要ひつようだったということです。

命令めいれいを受うけたことについて「スクウェア・エニックス」と「gumi」は、それぞれ自社じしゃウェブサイトに「多大ただいなご迷惑めいわくをおかけしたことを心こころよりおわび申し上もうしあげます。真摯しんしに受け止うけとめ、再発さいはつ防止ぼうしに努つとめてまいります」などとするコメントを掲載けいさいしています。