渋谷、撮影中の子供押し倒した女性に怒り続出
6月14日、渋谷の中心部で女の子を突き飛ばし、横断歩道を渡って消えた女性が物議を醸している。
台湾系観光客Aさんは5月24日、ソーシャルメディア上に渋谷の観光名所にて撮影された遥かに特殊な映像を投稿した。
Aさんによれば「旅行最終日の夜、渋谷で写真を撮ろうとしていたら女の子が強く押された」とのことだ。
映像では、交差点を背にして指でピースサインを作る女の子が撮影されている。その際、突然マスクをつけたある女性が後ろから勢いよく歩み寄り、女の子の肩と腕を突き飛ばした。予想だにしない強烈な衝撃に、女の子はバランスを崩し転倒する。そのまま女の子の至近距離を通り過ぎて、女性は少女のことなど眼中にないかのように横断歩道を渡り、そのまま姿を消した。しかし、幸いなことに女の子は怪我を負わずにすんだ。
この映像は投稿からたった2日で1000万回の再生数を記録し、各種ソーシャルメディア媒体を通じて急速に世界中に拡散することとなった。
投稿は物議を醸し、多数の人々が突然後ろから女性に突き飛ばされる瞬間をその目で見て以降、自分の目を疑うような行為があったにもかかわらずどこからともなく現れてきたコメントには「故意であれば明白な暴行罪だ」「児童に対してこのような行為が許されるはずがない」など多様な意見が上がった。
しかし一方、それとは全く逆の意見があることも否定できない。「人通りの多い交差点で通路をふさいでまで写真を撮るのも問題だ」「通勤ラッシュで急ぐ途中、横断歩道で立ち止まり通行の妨げになるのは観光客だけではないのではないか。女の子を突き飛ばした女性は確かに問題ではあるが、通りをふさいだことで人を苛立たせる部分もあったのではないか」。
事実、この女性が女の子を突き飛ばす前、向こうからくる男性には肘をぶつけていた。別の女の子の肩にも体をぶつけていた。観光客のみを対象としたヘイトクライムである可能性も否定できない。この女性がしたことを「ぶつかり族」に起因するものであれば、「故意」とは言い切れないのかもしれない。
そもそも「ぶつかり族」とは混雑した場所で人にわざと体をぶつける人々を指し、その存在が明るみに出たのは2018年4月のことだった。最短30秒ほどの間に少なくとも4人以上にぶつかった45歳の男性の行為が映像として拡散され、社会問題になったのである。