ロシアによるウクライナ
侵攻が
長期化する
中、
政府は、ウクライナ
国内の
地雷除去を
支援する
国際会議を、
来年秋に
日本で
開催する
方向で
調整していて、
日本が
得意とする
分野での
支援をアピールしたい
考えです。
ウクライナ国内の地雷除去を支援する国際会議は、去年10月に欧米など、およそ35か国が参加して、クロアチアで初めて開かれ、ことしはスイスで開催される予定です。
政府関係者によりますと、この国際会議を来年秋に日本で開催する方向で、ウクライナをはじめ関係国と調整しているということです。
会議では、各国の閣僚級の関係者や専門家が地雷対策について意見を交わす見通しで、過去にカンボジアなどで地雷除去に携わった経験がある日本としては、知識や技術の共有を図るとともに、地雷探知機の開発などにあたった日本企業の現地への進出も後押ししたい考えです。
岸田総理大臣は、13日からイタリアで開かれるG7サミットで、こうしたウクライナ支援の取り組みを表明することにしていて、軍事分野での支援に制約がある中、日本が得意とする分野での支援をアピールしたい考えです。