일본어 뉴스: 建設業界新工法で作業効率化の動き広がる 2024年問題に対応

建設けんせつ業界ぎょうかい新しん工法こうほうで作業さぎょう効率こうりつ化かの動うごき広ひろがる 2024年ねん問題もんだいに対応たいおう

Jun 12, 2024 07:06 5

Furigana

ことし4月つきから時間じかん外がい労働ろうどうの上限じょうげん規制きせいが適用てきようされた建設けんせつ業界ぎょうかいでは、人手ひとで不足ふそくの深刻しんこく化かが懸念けねんされる2024年ねん問題もんだいに対応たいおうしようと、コンクリートを流し込ながしこむ型かた枠わくの組み立くみたて作業さぎょうを省力しょうりょく化かするなど新あらたな工事こうじの方法ほうほうを導入どうにゅうする動うごきが広ひろがっています。

鹿島かしま建設けんせつなどは、ビルの建設けんせつ現場げんばなどで壁かべや柱はしらを設もうける際さい、設計せっけいどおりの形かたちとなるようコンクリートを流し込ながしこむ「型かた枠わく」という枠わくについて、組み立くみたて作業さぎょうを省力しょうりょく化かする方法ほうほうを開発かいはつしました。

型かた枠わくには強度きょうどが必要ひつようで、従来じゅうらいは、鉄鋼てっこう製せいのパイプ2本ほん1組くみで型かた枠わくを囲かこっていましたが、より強つよくて軽かるいアルミ製せいのパイプを活用かつようして、使つかうパイプの数かずを1本ほんにすることなどで組み立くみたてを簡単かんたんにしました。

5階かい建だてマンションの建設けんせつ工事こうじで、両方りょうほうの工法こうほうを実際じっさいに使つかって比くらべたところ、職人しょくにんの数かずを15％程度ていど、減へらせる効果こうかが確認かくにんできたということです。

鹿島かしま建設けんせつ建築けんちく管理かんり本部ほんぶの掛かけ谷たに誠まこと課長かちょうは「型かた枠わく工事こうじは、特とくに高齢こうれい化かが進すすみ人手ひとで不足ふそくが深刻しんこくだった。この技術ぎじゅつを他社たしゃにも広ひろげ、業界ぎょうかい全体ぜんたいで課題かだいを解決かいけつしたい」と話はなしていました。

一方いっぽう、戸田とだ建設けんせつや東急とうきゅう建設けんせつなどは、レーザー技術ぎじゅつに強つよみを持もつカナダの企業きぎょうと提携ていけいし、デジタル化かした設計せっけい図ずを、現場げんばの床とこや天井てんじょうに直接ちょくせつ、映し出うつしだす技術ぎじゅつの導入どうにゅうを進すすめています。

設計せっけい図ずをもとに1本ほん1本ほん、線せんを引ひく方法ほうほうと比くらべて、職人しょくにんの数かずを大幅おおはばに減へらすことができるということで、2024年ねん問題もんだいに対応たいおうしようと、新あらたな工法こうほうを導入どうにゅうし現場げんばの作業さぎょうの効率こうりつ化かを目指めざす動うごきが広ひろがっています。