Actualités japonaises: 人事院総裁 “国家公務員定員増も政府として検討する時期に”

人事じんじ院いん総裁そうさい “国家こっか公務員こうむいん定員ていいん増ぞうも政府せいふとして検討けんとうする時期じきに”

Jun 16, 2024 12:06 4

Furigana

国家こっか公務員こうむいんのなり手なりて不足ふそくが課題かだいとなる中なか、人事じんじ院いんの川本かわもと裕子ゆうこ総裁そうさいはNHKの「日曜にちよう討論とうろん」で、業務ぎょうむ量りょうに対にたいして人員じんいんが不十分ふじゅうぶんだという声こえもあるとして、定員ていいんを増ふやすことも政府せいふとして検討けんとうする時期じきに来きているという認識にんしきを示しめしました。

この中なかで川本かわもと総裁そうさいは、国家こっか公務員こうむいんの現状げんじょうについて「10年ねん前まえ、20年ねん前まえに比くらべると志願しがん者しゃは減へっていて、特とくに技術ぎじゅつ系けいは厳きびしい。若手わかては終身しゅうしん雇用こようを前提ぜんていとしておらず、年功ねんこう序列じょれつ的てきな仕組しくみは敬遠けいえんされがちだ。人材じんざい確保かくほ上じょうの競争きょうそう相手あいてが、急速きゅうそくにワークスタイルの改革かいかくを進すすめる中なかで油断ゆだんしていた面めんもある」と指摘してきしました。

そのうえで「業務ぎょうむのDX化かをもっと進すすめる必要ひつようもあると思おもうし、効率こうりつ化かの余地よちはあるが、人事院じんじいんが各かく府ふ省しょうに行いったアンケートでは業務ぎょうむ量りょうに対にたいしての定員ていいんが十分じゅうぶんでないという声こえが常つねにある。人事じんじ院いんの所管しょかんではないが、仕事しごとの合理ごうり化かも考かんがえつつ、政府せいふとして国家こっか公務員こうむいんの定員ていいん問題もんだいをどうするか、考かんがえる時期じきに来きているのかもしれない」と述のべ、国家こっか公務員こうむいんの定員ていいんを増ふやすことも政府せいふとして検討けんとうする時期じきに来きているという認識にんしきを示しめしました。