政府は、ウクライナへの
支援の
一環として、
負傷した
兵士を
日本の
病院に
受け入れる方針を
固め、まず
来月中旬までに2
人を、
その後年間10
人から20
人程度を
受け入れる
計画です。
政府は、ウクライナへの支援として、これまで防弾チョッキやヘルメットなどを提供してきましたが、ウクライナ政府からの要請を受け負傷した兵士を日本の病院に受け入れる方針を固めました。
政府関係者が17日、NHKの取材に対して明らかにしたところによりますと、まず来月中旬までに負傷した兵士2人を東京 世田谷区にある自衛隊中央病院で受け入れる計画だということです。
そして支障がなければ、その後年間10人から20人程度の受け入れが可能になる見込みだとしています。
最初に受け入れる2人は足を切断するなどの大けがを負った兵士で、治療にあてる期間はリハビリに必要な日数も含めて1か月から2か月を想定しているということです。
1人当たりの受け入れにかかる費用は入院費や義足を作る費用、それに渡航費を含めて、2百数十万円から4百数十万円程度と見積もっています。