大リーグ、エンジェルスの
大谷翔平選手がオリオールズ
戦に
指名打者で
先発出場し、
今シーズン10
号の
先制ソロホームランを
打って
大リーグ6
年目で
通算5
回目のふた
桁ホームランを
マークしました。
ここ2試合ヒットが出なかった大谷選手は18日、相手の本拠地ボルティモアで行われたオリオールズ戦に3番・指名打者で先発出場し、1回、ツーアウトランナーなしで迎えた第1打席で高めの変化球をとらえ、ライトフェンスぎりぎりの10号ソロホームランで先制しました。
ホームランは投打の二刀流で出場し、サイクルヒットに王手をかけた15日以来、3試合ぶりで、大リーグ6年目の大谷選手は2018年の1年目からレギュラーシーズンが60試合に短縮された2020年を除いて通算5回目のふた桁ホームランとなりました。
3回の第2打席はレフトフライ、5回の第3打席はサードフライ、7回の第4打席はセンターフライでした。
試合は得点を奪い合う展開でエンジェルスは8回、5対5の同点に追いつき、なおもツーアウト満塁とチャンスが続く場面で大谷選手に第5打席がまわりました。
大谷選手は初球の変化球を引っ張って一・二塁間への鋭いゴロを打ち持ち味の俊足もいかしてファーストへのタイムリー内野安打とし、1点を勝ち越しました。
大谷選手があげた打点がそのまま決勝点となってエンジェルスは6対5で競り勝ち連敗を「2」で止めました。
大谷選手は5打数2安打2打点で3試合ぶりに複数安打をマークし打率は2割9分2厘に上がりました。
「トラウタニ」同じ試合でともにホームラン 今季3回目
この試合、エンジェルスは
大谷選手とトラウト
選手がそろって
今シーズン10
号のホームランを
打ちました。
「トラウタニ」と呼ばれる2人が同じ試合でともにホームランを打つのは今シーズン3回目、通算では25回目です。
今シーズンの3回はいずれもチームが勝利を収め、試合後、トラウト選手は「トラウタニホームラン、僕らがホームランを打ってチームに勝つチャンスをもたらせるのはすごくいいことだ」と笑顔を見せていました。
そして、同点の8回にトラウト選手がデッドボールで出塁したあと、続く大谷選手がツーアウト満塁で勝ち越しとなるタイムリー内野安打を打ったことについて「ピッチャーが左に代わって左対左でタフな対戦だったが、やってくれた。あれは大きかった」と決勝点につながった1打を喜んでいました。