冒頭、
岸田総理大臣は「ロシアによる
核兵器の
威嚇、ましてや
使用はあってはならない。
核兵器のない
世界に
向けた
取り組みとして、ともに
平和公園の
慰霊碑で
献花をしたことは、
大変、
重要な
意義が
ある」と
述べました。
そして、ことし3月にみずからがウクライナを訪れた際の受け入れに重ねて謝意を示した上で「現地の情勢や張り詰めた空気を自分の目で見て、肌で直接感じることができ、ウクライナの美しい大地に平和を取り戻すため、ともに歩んでいく決意を新たにした」と述べました。
その上で、今回のサミットとゼレンスキー大統領による外交努力の成果を踏まえた今後の連携について意見を交わしたいと呼びかけました。
会談で岸田総理大臣は、日本として今後もロシアに対する制裁やウクライナへの支援を継続する方針を改めて直接伝え、一刻も早い軍事侵攻の停止とウクライナの復興に向けた連帯を確認したものとみられます。