일본어 뉴스: 大相撲夏場所千秋楽優勝決めた照ノ富士が勝って場所を終える

大だい相撲すもう夏場なつば所しょは千秋楽せんしゅうらくです。

27日にちに優勝ゆうしょうを決きめた横綱よこづな照あきらノ富士ふじは大関おおぜき貴き景勝けいしょうに勝かって１いち４よん勝しょう１いち敗はいで夏場なつば所しょを終おえました。

中入なかいり後ごの勝敗しょうはいです。

▽水戸みと龍りゅうに十じゅう両りょうの東ひがし白しろ龍りゅうは水戸みと龍りゅうが「はたき込こみ」。

▽朝あさ乃山やまに剣けん翔しょうは朝あさ乃山やまが「寄り切よりきり」。

▽北きた青あお鵬おおとりに輝てるは輝てるが「押し出おしだし」。

▽一山ひとやま本ほんに宝たから富士ふじは宝たから富士ふじが「はたき込こみ」。

▽竜りゅう電でんに琴きん恵めぐみ光こうは琴きん恵めぐみ光こうが「寄り切よりきり」で勝ち越かちこしました。

▽千代ちよ翔しょう馬ばに平戸ひらど海かいは平戸ひらど海かいが「外そと掛かけ」。

▽妙義みょうぎ龍りゅうに隆たかしの勝かちは隆たかしの勝かちが「押し倒おしたおし」。

▽北きた勝富かつとみ士しに碧へき山やまは碧へき山やまが「肩透かたすかし」で勝かちました。

▽金峰きんぽう山さんに大だい翔しょう鵬おおとりは大だい翔しょう鵬おおとりが「寄り切よりきり」。

▽阿武あぶ咲さきに錦木にしきぎは錦木にしきぎが「寄り倒よりたおし」で勝かちました。

▽佐田さたの海うみに錦にしき富士ふじは佐田さたの海うみが「押し出おしだし」。

▽翔しょう猿さるに玉たま鷲わしは翔しょう猿さるが「押し出おしだし」で勝ち越かちこしました。

玉たま鷲わしは負け越まけこしです。

▽高安たかやすに琴きん勝かち峰ほうは高安たかやすが「引き落ひきおとし」。

▽王おう鵬ほうに翠みどり富士ふじは王おう鵬ほうが「引き落ひきおとし」で勝かちました。

▽阿おもね炎ほのおに宇良うらは阿おもね炎ほのおが「突き出つきだし」で勝ち越かちこしました。

宇良うらは負け越まけこしました。

▽正代しょうだいに御ご嶽たけ海かいは御嶽みたけ海うみが「押し出おしだし」。

▽琴きんノ若わかに明生あきおは琴きんノ若わかが「押し出おしだし」で勝ち越かちこしました。

照あきらノ富士ふじに勝かっている明生あきおは初はじめて殊勲賞しゅくんしょうを受賞じゅしょうしました。

▽大栄おおえ翔しょうに若わか元春もとはるは大栄おおえ翔しょうが「突つき倒たおし」で勝かちました。

若わか元もと春はるは初はじめて技能ぎのう賞しょうを受賞じゅしょうしました。

▽霧きり馬山まやまに豊昇ほうしょう龍りゅうは豊昇ほうしょう龍りゅうが「下手へた投なげ」。

霧きり馬山まやまは3場所ばしょ連続れんぞくで技能ぎのう賞しょうを受賞じゅしょうしました。

▽横綱よこづな照あきらノ富士ふじに大関おおぜき貴き景勝けいしょうは照あきらノ富士ふじが「押し出おしだし」で勝かって14勝しょう1敗はいで夏場なつば所しょを終おえました。

照あきらノ富士ふじ「最後さいごまで気きを抜ぬかず」

27日にち、8回かい目めの優勝ゆうしょうを決きめた横綱よこづな照あきらノ富士ふじは28日にち、大関おおぜき貴き景勝けいしょうに勝かって14勝しょう1敗はいで今こん場所ばしょを終おえました。

照あきらノ富士ふじは「途中とちゅうで優勝ゆうしょうは決きまったが、最後さいごまで気きを抜ぬかず頑張がんばっていこうと思おもった。優勝ゆうしょうするのは難むずかしいことなので、手術しゅじゅつしてから復帰ふっきできて本当ほんとうにうれしい」と改あらためて喜よろこびを語かたりました。

27日にちの関脇せきわけ霧きり馬山まやまとの対戦たいせんについては「優勝ゆうしょうがかかった一番いちばんだし、大関おおぜきとやるつもりで気きを引き締ひきしめてやった」と話はなしていました。

そして、次つぎに向むけての目標もくひょうを聞きかれると「ふた桁けた優勝ゆうしょうというのが自分じぶんの目標もくひょうだが、次つぎの場所ばしょに向むけて自分じぶんの体からだと向き合むきあってやっていきたい」と意気込いきごんでいました。

霧きり馬山まやまが技能ぎのう賞しょうを受賞じゅしょう

夏場なつば所しょの三さん賞しょう選考せんこう委員いいん会かいは28日にち、東京とうきょう両国りょうこくの国技こくぎ館かんで行おこなわれました。その結果けっか、技能ぎのう賞しょうは大関おおぜき昇進しょうしんがかかる関脇せきわけ霧きり馬山まやまと、新しん関脇せきわけ若わか元もと春はるが受賞じゅしょうしました。

このうち、霧きり馬山まやまは14日にち目めの27日にち、横綱よこづな照あきらノ富士ふじに敗やぶれたもののここまで11勝しょう3敗はいと好こう成績せいせきを残のこしています。霧きり馬山まやまはさまざまな技わざが出でていたことや、相撲すもうのうまさが評価ひょうかされました。

また、ここまで10勝しょう4敗はいの成績せいせきを残のこしている若わか元春もとはるについては、持ち味もちあじの左ひだり四よっつの相撲すもうを評価ひょうかする意見いけんが出でたということです。

霧きり馬山まやまは3場所ばしょ連続れんぞく3回かい目め、若わか元春もとはるは初はじめての受賞じゅしょうです。

殊勲賞しゅくんしょうは平幕ひらまくの明生あきおが初はじめて受賞じゅしょうしました。

今こん場所ばしょ優勝ゆうしょうを決きめた横綱よこづな・照あきらノ富士ふじをここまでただ1人にん破やぶったことが評価ひょうかされました。

敢闘かんとう賞しょうは受賞じゅしょう者しゃがいませんでした。

技能ぎのう賞しょう若わか元春もとはる「目標もくひょう達成たっせいできてうれしい」

技能ぎのう賞しょうを受賞じゅしょうした関脇せきわけ・若わか元春もとはるは初はじめての三さん賞しょうとなり、「技能ぎのう賞しょうは三さん賞しょうの中なかで一番いちばん欲ほしいと思おもっていた。ひとつ自分じぶんの大おおきな目標もくひょうを達成たっせいできてうれしい」と話はなしていました。

また、先さき場所ばしょは小結こむすびで11勝しょう、今こん場所ばしょは新しん関脇せきわけで10勝しょうを挙あげ、直近ちょっきん2場所ばしょの勝ち星かちぼしを「21」とし次じの名古屋なごや場所ばしょは大関おおぜき昇進しょうしんがかかる場所ばしょとなったことについて「いい相撲すもうもちらほらあったが、まだ内容ないようがついてきていない。きょうみたいな相撲すもうを取とっていたら上あがれないと思おもうのでまたしっかり稽古けいこして来場らいじょう所しょに向むけて力ちからをしっかりつけたい」と話はなしていました。

殊勲賞しゅくんしょう明生あきお「次つぎの場所ばしょでも勝ち越かちこせるように」

明生あきおは初はじめて殊勲賞しゅくんしょうを受賞じゅしょうし「ありがたい。前半ぜんはんはいい相撲すもうを取とれたが、横綱よこづなに勝かったあとから悪わるい相撲すもうが多おおかった。反省はんせいしてしっかり稽古けいこして次つぎの名古屋なごや場所ばしょでも勝ち越かちこせるようにコツコツやっていきたい」と話はなしていました。

次つぎの名古屋なごや場所ばしょ関脇せきわけ3人にんの大関おおぜき昇進しょうしんがかかる場所ばしょに

日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの審判しんぱん部ぶは豊昇ほうしょう龍りゅう、大栄おおえ翔しょう、若わか元もと春はるの3人にんの関脇せきわけについて、次つぎの名古屋なごや場所ばしょはいずれも大関おおぜき昇進しょうしんがかかる場所ばしょになるという見解けんかいを示しめしました。

大だい相撲すもうでは大関おおぜき昇進しょうしんについて明確めいかくな基準きじゅんはありませんが三さん役やくで臨のぞんだ直近ちょっきん3場所ばしょの勝ち星かちぼしの合計ごうけい「33」が目安めやすとされています。

夏場なつば所しょの4人にんの関脇せきわけのうち、大関おおぜき昇進しょうしんを確実かくじつにした霧きり馬山まやま以外いがいの3人にんはいずれもふた桁けた10勝しょう以上いじょうを挙あげ、ここ2場所ばしょの勝ち星かちぼしの合計ごうけいを▼大栄おおえ翔しょうが22勝しょう、▼豊昇ほうしょう龍りゅうと若わか元春もとはるが21勝しょうとしました。

大関おおぜき昇進しょうしんの議論ぎろんを預あずかる日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの審判しんぱん部ぶの部長ぶちょう、佐渡さどヶ嶽たけ親方おやかたは「おれが先さきに上あがるという気持きもちで頑張がんばってほしい。来場らいじょう所しょは楽たのしみだ」と述のべ、3人にんともに次つぎの名古屋なごや場所ばしょで大関おおぜき昇進しょうしんがかかるという見解けんかいを示しめしました。