11日の朝、静岡県下田市の海岸に来ていた人が、亀が砂の上を歩いた跡を見つけました。水族館が調べると、深さ50cmぐらいの砂の中からアカウミガメが産んだ卵が見つかりました。アカウミガメは数が少なくて、将来いなくなる心配があります。
卵は卓球のボールぐらいの大きさで、113個見つかりました。水族館の人は卵を丁寧に砂の中に戻しました。
この海岸は、これから大勢の人が遊びに来る季節になります。来た人が卵を踏まないように、水族館は周りに柵を作って、卵があることを知らせる紙を付けました。
亀が歩いた跡を見つけた人は「初めて亀の卵を見て、感動しました。無事に赤ちゃんが生まれてほしいです」と話しました。アカウミガメの赤ちゃんは、60日ぐらいで卵から出てきます。