小田急電鉄の
特急列車に
乗る意思がないのに、うその
座席の
予約を9000
回余り繰り返したとして、
警視庁は40
代の
男を
偽計業務妨害の
疑いで
書類送検しました。「
職場のイライラや、
乗務員の
態度が
気に入らず、
嫌がらせでやった」
などと
供述しているということです。
書類送検されたのは、埼玉県志木市の48歳の無職の男です。
警視庁によりますと、去年3月から11月にかけて小田急電鉄の特急列車「特急ロマンスカー」に乗る意思がないのに、うその座席の予約をおよそ9300回繰り返して業務を妨害したとして、偽計業務妨害の疑いが持たれています。
予約をしてから列車が発車する15分前までに特急券を購入しないと、自動でキャンセルされるシステムになっていて、1回の予約で複数の座席を予約することもあったということです。
おととしまでの間にも、同様の被害を受けていた小田急が、本人に通知を出して注意を促したものの、その後も繰り返されたということです。
調べに対し容疑を認め、「職場での人間関係がうまくいかないイライラや、ロマンスカーの乗務員の態度が気に入らず、嫌がらせでやった」などと供述しているということです。