気象庁によりますと、
前線に
向かって
暖かく
湿った
空気が
流れ込んでいるため、
北海道では
大気の
状態が
不安定になり、
徐々に雨が
強まっています。
北海道と東北では10日にかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
9日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽東北で150ミリ
▽北海道で120ミリと予想されています。
さらに、10日昼までの24時間には
▽東北北部で100ミリから200ミリ
▽新潟県で100ミリから150ミリ
▽北海道でおよそ50ミリと予想され、
ふだんあまり雨の多くない東北などにとっては災害の危険性が高まる雨量です。
前線停滞・総雨量かなり多くなるおそれ
さらに
前線は
今月15
日ごろにかけ、
向こう1
週間にわたって
東北付近に
停滞することから
東北の
日本海側を
中心に
警報級の
大雨が
続き、
総雨量が
非常に
多くなるおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
最新の気象情報に注意し、今のうちに自宅周辺の災害リスクや避難ルートを確認するなど備えを進めてください。
気象庁「前線停滞 災害のリスク高まる」
大雨の
見通しについて
気象庁予報課の
岸本賢司主任予報官は「
前線が1
週間程度、
北日本付近に
停滞するため、
東北の
日本海側を
中心に
雨が
降り続き、
雨量が
多くなるおそれが
ある」と
述べました。
そのうえで「24時間で100ミリから200ミリという雨量は、九州や四国では警報に行くか行かないかという雨量だが、北海道や東北などでは土砂災害警戒情報が出るなど、災害のリスクが高まる。さらに、向こう1週間前線が停滞し、同じようなところに雨が降り続くと災害のリスクが高まると警戒している。これまでの大雨で堤防が壊れているところもあり、ふだんより危険な状況になっているほか、前線の周辺では先週のような大雨が降ってもおかしくない状況だ。最新の気象情報をチェックしてもらい命を守る行動をとってほしい」と呼びかけました。
また、前線の停滞が予想される期間がお盆と重なることから「人が活発に動く期間が含まれているので、最新の気象情報をいつにも増してこまめに確認し、場合によってはスケジュールを変更するなど、余裕を持った行動を心がけてほしい」と述べました。
西・東日本は猛暑日 熱中症に警戒
一方、
西日本と
東日本では
高気圧に
覆われて
晴れ、
午前中から
各地で
猛烈な
暑さとなっています。
午前11時半までの最高気温は▽鳥取市青谷と徳島県美馬市で36度ちょうど、▽富山市で35.9度、▽大阪府堺市で35度ちょうどと猛暑日となっているほか、▽東京の都心で33.6度と厳しい暑さとなっています。
これからさらに気温が上がる見込みで日中の最高気温は、▽富山市で37度▽京都市や鳥取市、高松市、埼玉県熊谷市で36度、▽広島市や大阪市、新潟市で35度などと猛暑日が予想されているほか、▽東京の都心も34度と予想されています。
「熱中症警戒アラート」が新潟県や北陸といった大雨の被災地のほか、東海から九州にかけての各地に発表されています。
被災した方や復旧作業にあたる方は特に熱中症に警戒し、▽こまめに水分を補給する、▽冷房を適切に使用するなど対策をとるようにしてください。
関東甲信や東海などでは8日夜遅くにかけて大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降る見込みで、低い土地の浸水や急な川の増水、落雷や突風にも十分注意してください。
日中の
最高気温は、
▽京都市や富山市、鳥取市、高松市で36度、
▽大阪市や福岡市、金沢市、新潟市、埼玉県熊谷市で35度などと猛暑日が予想されているほか、
▽東京の都心も34度と予想されています。
「熱中症警戒アラート」が新潟県や北陸といった大雨の被災地のほか、東海から九州にかけての各地に発表されています。
被災した方や復旧作業にあたる方は特に熱中症に警戒し、こまめに水分を補給する、冷房を適切に使用するなど対策をとるようにしてください。
関東甲信や東海などでは、気温が上がる午後を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降る見込みで、低い土地の浸水や急な川の増水、落雷や突風にも十分注意してください。
九州北部で大雨のおそれ 土砂災害など十分注意 猛暑にも警戒を
前線や低気圧の影響で西日本では17日の昼前にかけて大気の状態が非常に不安定となり、九州北部では局地的に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水に十分注意するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
N2
Source: NHK
628
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政府 イスラエルとイランの日本人退避に備え 自衛隊機を待機へ
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Source: NHK
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ロシア軍 占領地拡大へ新たな攻勢 ウクライナ軍との攻防激化
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Source: NHK
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東日本中心に局地的に激しい雨 九州北部16日にかけ大雨おそれ
前線を伴った低気圧の影響で、東海では15日朝、非常に激しい雨が降ったところがあります。東日本を中心に15日夜遅くにかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあるほか、九州北部では16日にかけて大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要です。
N2
Source: NHK
87
Jun 15, 2025 12:06