午前8時にスタートした男子のレースの最新情報をお伝えします。川内優輝選手がスタートから飛び出し、中間点もトップで通過しました。2位集団には東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手などが続いています。
《レース速報》
【20km】川内優輝が引き続きトップ 2位集団に約30秒差
20キロは川内優輝選手が引き続き先頭で通過しました。2位の集団には30秒近く差をつけています。2位の集団には東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手など40人余りの選手がいます。
【15km手前】日本歴代4位のタイム 其田健也もレースやめる
15キロを前に日本歴代4位のタイムを持つ其田健也選手がレースをやめました。
【15km】川内優輝が独走 2位集団に30秒近くの差
15キロは川内優輝選手が引き続き先頭で通過しました。2位の集団には30秒近く差をつけています。2位の集団は東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手など多くの選手が入っています。
【12km手前】日本記録保持者の鈴木健吾がリタイア
12キロを前にして日本記録保持者の鈴木健吾選手がレースをやめてコースから外れました。
【10km】川内優輝がトップ通過 大迫・其田など2位集団
10キロは川内優輝選手が引き続き先頭で通過しました。2位の集団には東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手や日本歴代4位のタイムを持つ其田健也選手など多くの選手が入っています。
【7km前】鈴木健吾が集団から遅れる
7キロを前に日本記録保持者の鈴木健吾選手が2位の集団から遅れました。
【5km付近】川内優輝がトップで通過
先頭で国立競技場を出た36歳の川内優輝選手は5キロ付近もトップで通過しました。
【スタート後】川内優輝が飛び出す
スタート後、36歳の選手が先頭に立って国立競技場を出ました。
8:00【レーススタート】
パリオリンピックのマラソンの代表選考レースMGC=マラソングランドチャンピオンシップ。男子のレースは61人の選手が出場し、午前8時にスタートしました。
《レースの見どころは》
オリンピックのマラソン代表選考レースとして2回目の開催となる今回のMGCは国立競技場をスタートとフィニッシュに、上野や銀座など都内を巡る42.195キロのコースで争われます。コースには途中、6回の折り返しがあるほか、ゴール直前に上り坂があり、勝負を分けるポイントになります。
出場を予定しているのは男子は61人で
▽日本記録保持者の鈴木健吾選手
▽東京オリンピック6位入賞の大迫傑選手に
ことしの東京マラソンで好タイムをマークした
▽山下一貴選手や
▽其田健也選手などが挑む構図となりそうです。
MGCは、女子が午前8時10分にスタートし、男女ともに上位2人に入ればパリオリンピックの代表に内定します。
《【解説】増田明美さんの注目は…》
パリオリンピックのマラソン代表選手が決まる、注目のレースについてスポーツジャーナリストの増田明美さんはと期待を寄せています。
男子で増田さんが最も注目するのは東京オリンピックで6位入賞したあと一時、現役を離れ、その後に復帰した32歳の大迫傑選手です。
増田明美さん
「大迫さんは常に後輩たちを育てたいということを意識してるから、やっぱり自分の背中を見せて日本が強くなってほしいという気持ちが旺盛なので、どんなレースをしてくれるか」
増田さんは大迫選手に日本記録保持者で28歳の鈴木健吾選手を軸にめまぐるしくトップが入れ替わりながらレースが進む展開になると予想します。その上で、勝負のポイントに指摘するのが終盤の上り坂です。
「多くの選手が大迫さんや鈴木健吾さんを意識しながら、でも勝負をかけるのは35キロからの上り坂。どれだけ力が残っているか、その辺りをみんな気にしながら駆け引きが始まってくると思うんですね。あの辺で勝負したいと思って集団で何人かいるかもしれないですね。底力を試されるような最後の坂道でどういう勝負をするかを楽しみに見てほしいと思います」
一発勝負でパリオリンピックの代表が決まるレースではスタートからゴールの瞬間までトップランナーたちが繰り広げる駆け引きから目が離せません。
◆コースの特徴は“折り返し点が6か所” “ラスト5キロの急坂”
今回のMGCは、来年のパリオリンピックを見据えて、選手の勝負強さが試されるコース設定となっています。
選手は国立競技場をスタートして北上したあと靖国通りなどを進み、飯田橋の交差点をすぎて、水道橋へと向かいます。神保町を過ぎた8.5キロ付近から1周11キロ余りのコースを2周します。周回は、神田小川町、上野広小路、日比谷公園近くの内幸町を折り返すコースで、銀座や日本橋を通過しながら、合わせて5回の折り返しが選手を待ち構えています。そのあと選手たちは内堀通りで最後の折り返しをして、35キロをすぎると、水道橋から始まる高低差30メートルの急なのぼりを駆け上がり、フィニッシュ地点の国立競技場に向かいます。
今回のコースの特徴は大きく2つ。
です。
《男子 選手一覧=61人(欠場4人・辞退2人)》
鈴木健吾(富士通):2:04:56=日本記録保持者
◆東京マラソン2021(開催は2022) 日本人1位(全体4位)
大迫 傑(Nike):2:05:29=日本歴代2位
山下一貴(三菱重工):2:05:51=日本歴代3位
其田健也(JR東日本):2:05:59=日本歴代4位
細谷恭平(黒崎播磨):2:06:35
◆福岡国際マラソン(2021)日本人1位(全体2位)
大塚祥平(九電工):2:06:57
高久 龍(ヤクルト):2:06:45
上門大祐(大塚製薬):2:06:54
神野大地(セルソース):2:09:34
西山雄介(トヨタ自動車):2:07:47
◆別府大分毎日マラソン(2022)優勝
鎧坂哲哉(旭化成):2:07:55
藤曲寛人(トヨタ自動車九州):2:08:20
古賀淳紫(安川電機):2:08:30
相葉直紀(中電工):2:08:44
中西亮貴(トーエネック):2:08:51
星 岳(コニカミノルタ):2:07:31
◆大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会(2022)優勝
浦野雄平(富士通):2:07:52
丸山文裕(旭化成):2:07:55
岡本直己(中国電力):2:08:04
今井正人(トヨタ自動車九州):2:07:39
川内優輝(AD損保):2:07:27
湯澤 舜(SGホールディングス):2:07:31
聞谷賢人(トヨタ紡織):2:07:26
土方英和(旭化成):2:06:26
田口雅也(Honda):2:09:27
吉田祐也(GMOインターネットグループ):2:07:05
井上大仁(三菱重工)2:06:47
下田裕太(GMOインターネットグループ):2:07:27
柏 優吾(コニカミノルタ):2:08:11
◆北海道マラソン(2022)日本人1位(全体2位)
青木 優(Kao):2:07:40
松本 稜(トヨタ自動車):2:10:32
山口 武(スズキ):2:07:58
武田凜太郎(ヤクルト):2:08:48
中村祐紀(住友電工):2:08:29
◆防府読売マラソン(2022)優勝
山本翔馬(NTT西日本):2:08:52
橋本 崚(中央発條):2:09:12
秋山清仁(愛知製鋼):2:08:43
◆福岡国際マラソン(2022)日本人1位(全体7位)
赤崎 暁(九電工):2:09:01
大石港与(トヨタ自動車):2:08:52
久保和馬(西鉄):2:08:48
市山 翼(サンベルクス):2:07:41
◆別府大分毎日マラソン大会(2023)日本人1位(全体3位)
横田俊吾(JR東日本):2:07:47
木村 慎(Honda):2:07:20
小山 司(SUBARU):2:08:00
作田直也(JR東日本):2:08:21
村本一樹(住友電工):2:07:36
吉岡幸輝(中央発條):2:07:28
作田将希(JR東日本):2:07:42
土井大輔(黒崎播磨):2:07:55
小山裕太(トーエネック):2:07:57
畔上和弥(トヨタ自動車):2:08:29
河合代二(トーエネック):2:08:31
小山直城(Honda):2:07:40
二岡康平(中電工):2:09:14
高田康暉(住友電工):2:09:45
富安 央(愛三工業):2:08:55
西 研人(大阪ガス):2:08:11
◆長野マラソン(2023)優勝
堀尾謙介(九電工):2:08:25
山本憲二(マツダ):2:08:38
飯田貴之(富士通):2:09:34
安井雄一(トヨタ自動車):2:08:48
佐藤悠基(SGホールディングス)※半月板損傷
丸山竜也(トヨタ自動車)※左足脛部疲労骨折
西山和弥(トヨタ自動車)※右臀部腱損傷
大六野 秀畝(旭化成)※脛骨過労性骨膜炎
池田耀平(Kao)
定方俊樹(三菱重工)