トヨタ自動車は、
新車の
納期の
長期化を
受け、
顧客に対して正確な
納期を
伝えるための
新たな
システムを
年内にも
国内すべての
販売店に
導入することになりました。
トヨタ自動車によりますと、新型コロナや半導体不足の影響で、国内では、受注したものの納車できていない車がおよそ75万台にのぼり、納車まで平均で5か月弱かかっています。
こうした中、顧客に対して正確な納期を伝えられなかったり、いったん示した納期と実際の納車時期がずれたりするケースが相次ぎ、課題になっていました。
これを受けて会社は、顧客に対して正確な納期を伝えるため、これまで別々に把握していた販売店での個別の受注と工場の生産計画などを結び付けて管理する新たなシステムを導入することになりました。
新たなシステムでは、各顧客からの受注を2年先までの生産予定の枠にあてはめる形をとり、注文した時点で納車時期が月単位でわかるということです。
新たなシステムはすでに一部の販売店で導入が始まっていて、すべての車種を対象に年内にも国内230余りのすべての販売店で導入する方針です。