日本新聞: 休校続く高校生や大学生地元で土砂撤去に参加東広島

休校きゅうこう続つづく高校生こうこうせいや大学生だいがくせい地元じもとで土砂どしゃ撤去てっきょに参加さんか東ひがし広島ひろしま

Jul 13, 2018 16:07

Furigana

豪雨ごううによる土砂どしゃ災害さいがいで大おおきな被害ひがいを受うけた広島ひろしま県けん東広島ひがしひろしま市しでは、休校きゅうこうが続つづく市内しないの大学だいがくの学生がくせいたちも参加さんかして住宅じゅうたく地ちに流れ込ながれこんだ土砂どしゃを撤去てっきょする作業さぎょうなどを続つづけています。広島ひろしま県けん東広島ひがしひろしま市しでは、豪雨ごううによる土砂どしゃ災害さいがいなどでこれまでに12人にんの死亡しぼうが確認かくにんされ、住宅じゅうたく地ちには今いまも大量たいりょうの土砂どしゃが流れ込ながれこんだままです。

東ひがし広島ひろしま市しの社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎ会かいは、被災ひさいした人ひとを支援しえんしようとボランティアを派遣はけんしていて、13日にちも、休校きゅうこうが続つづく市内しないの高校こうこうの生徒せいとや大学だいがくの学生がくせいたちが参加さんかして土砂どしゃを撤去てっきょする作業さぎょうを行おこないました。

東ひがし広島ひろしま市し西条さいじょう町まちの住宅じゅうたく地ちでは、厳きびしい暑あつさの中なか、学生がくせいたちがタオルで汗あせをふきながら住宅じゅうたくに流れ込ながれこんだ土砂どしゃをスコップでかき出かきだしていました。

自宅じたくの敷地しきちに土砂どしゃが流れ込ながれこんだ70代だいの女性じょせいは「滝たきのように泥水どろみずが流れ込ながれこんで一緒いっしょに流ながされるのではないかと思おもいました。ボランティアに来きてもらってすごく助たすかっています。元気げんきをもらいます」と話はなしていました。

ボランティアに参加さんかした広島ひろしま大学だいがく大学院だいがくいん２に年ねんの寺田てらだ詩し歩あゆみさん（23）は「呉くれ市しにある祖母そぼの家いえも断水だんすいしていて、何なにかしたいと思おもって参加さんかしました。これからもボランティアに参加さんかしたり、義援金ぎえんきんを集あつめたりするなどできることをしていきたいです」と話はなしていました。