人気タレントが
所属する
吉本興業の
新型コロナウイルスワクチンの
職域接種を
視察した
河野規制改革担当大臣は、ワクチン
接種は
自分だけでなく
周りの
人を
守るためにも
大事だとして
今後、
若い世代への
呼びかけを
強化して
いく考えを
示しました。
河野規制改革担当大臣は28日、東京 新宿区の吉本興業東京本社を訪れ、所属タレントや社員それに家族を対象に始まった職域接種を視察しました。
そして、接種を終えたタレントとそろって取材に応じました。
ペナルティのヒデさんは「お客様に少しでも安心と安全を提供できたらと思い、打たせてもらった。全く痛くなくて驚いた」と話していました。
また、サバンナの高橋茂雄さんは「芸人や家族がワクチンを打っている姿を見てもらい、みんなが安心にちょっとでも近づけたらいいなと思う」と話しました。
河野大臣は「『若いから軽症で済むし接種が面倒だ』と思っている方も結構いるようだが、後遺症が出る人もいる。家族や仲間を守る視点からも接種が大事だとしっかり浸透させたい。同世代の人や若い世代の人がよく見ている人たちから呼びかけてもらうのがいちばん大事だ」と述べ、若い世代への呼びかけを強化していく考えを示しました。
一方、河野大臣はアレルギーなどで接種できない人に対しては社会全体で配慮する必要があるという認識を重ねて示しました。
これに続き河野大臣は出版や動画配信などを手がける東京 中央区の「KADOKAWAグループ」の接種会場も視察しました。
このあと記者団に対し、申請の受け付けを一時休止している職域接種について「1日の配送可能量を精査しており、終わり次第できれば今週中に状況を発表したい」と述べました。