大阪市教育委員会は
緊急事態宣言が
発出されたときの
市立の
小中学校について、
自宅での
オンライン学習と
学校での
プリント学習を
組み合わせる形で
対応するとした
方針案を
発表しました。
大阪市教育委員会は、大阪に緊急事態宣言が発出されたときの市立の小中学校の対応方針案を発表しました。
それによりますと、宣言の期間中は自宅でのオンライン学習と学校でのプリント学習を組み合わせる形にして給食も提供するとしています。
具体的には、小学校では1時限と2時限に自宅でオンラインで学習したあと学校に登校し、給食の時間までプリントを使って学習内容が定着しているかどうか確認を行います。
そして給食のあとは自宅に戻って再びオンラインで学習するとしています。
また、中学校では午前中は自宅でオンラインで学習したあと学校に登校して給食をとり、午後はそのまま学校でプリント学習を行うとしています。
さらに、通学に不安を感じる児童や生徒は自宅でのオンライン学習のみとするほか、共働きの家庭など保護者が希望する場合は子どもたちを朝から学校で預かるとしています。
一方、部活動は原則、休止するとしています。
松井市長は記者団に対し「われわれが準備してきたシステムをフル稼働させて、ありとあらゆる手段を通じて子どもたちの健康を守っていきたい」と述べました。