三重県は26
日午前、
県庁で
開かれた
新型コロナウイルスの
対策会議で「
まん延防止等重点措置」の
適用を
政府に
要請することを
正式に
決定しました。
それによりますと、県内では1日に発表される感染者が4月24日に72人と、これまでで最も多くなるなど、新規感染者が急激に増え、特に県北部の四日市市では23日までの1週間の感染者数が3月中旬に比べ、11倍以上と著しく増えました。
三重県は措置の対象となる地域に四日市市を含めることにしたうえで、そのほかの地域については、地域の感染状況や医療提供体制などを考慮して政府と調整を進める方針です。
鈴木知事は「現在の県内の医療提供体制は、かろうじてコロナ対応と一般医療を両立できているが、このまま感染者が増えれば困難になる」と述べ、隣り合う岐阜県とも連携しながら政府と措置について協議する考えを示しました。